事業内容
ワイズテーブルコーポレーションは、レストラン事業を中心に展開している企業で、高級レストランからカジュアルな飲食店まで、幅広いブランドを運営しています。同社の主要な事業セグメントは、XEXグループ、カジュアルレストラングループ、そしてその他の事業で構成されています。
XEXグループでは、「XEX」をはじめ、「The Kitchen Salvatore Cuomo」や「CÉ LA VI TOKYO」などの高級レストランを運営しており、株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANがこれらの一部を担当しています。これらの店舗は、上質な食事とサービスを提供し、特別な体験を顧客に提供することを目指しています。
一方、カジュアルレストラングループでは、「PIZZA SALVATORE CUOMO」や「SALVATORE CUOMO & BAR」、「PIZZA SALVATORE CUOMO & GRILL」など、より気軽に楽しめる飲食店を展開しています。これらの店舗は、フランチャイズ事業の形態も取り入れており、幅広い顧客層に対応しています。
その他の事業としては、人材派遣事業及び有料職業紹介事業を行っていましたが、現在は休止状態にあります。また、株式会社パートナーワイズも現在休眠状態となっています。
ワイズテーブルコーポレーションは、これらの事業を通じて、多様な飲食のニーズに応えるとともに、新たな食文化の創造にも貢献しています。
経営方針
ワイズテーブルコーポレーションは、レストラン事業を軸に、高級レストラン「XEX」をはじめとするブランドやカジュアルな「PIZZA SALVATORE CUOMO」などの飲食店を展開しています。同社は、安心・安全な食材にこだわり、質の高い料理を提供することで、お客様に高付加価値を継続的に提供することを基本方針としています。経営指標としては、「売上高」と「営業利益」を重視し、既存店の売上維持と経営効率化による利益率向上を目指しています。
中長期的な経営戦略として、同社はお客様に心地よい時間を提供することを重視し、収益構造と財務基盤の強化を進めています。XEXグループではブランド強化と付加価値の向上を、カジュアルレストラングループでは収益力向上と新しい店舗モデルの開発に取り組んでいます。また、全社的に業務の見直しやコストの見直しを通じて、収益構造の改善と利益確保の体制構築を目指しています。
新型コロナウイルス感染症の影響は概ね解消される見込みですが、人手不足やコスト高騰、事業環境の変化など新たな課題にも対応しています。特に、人手不足には給与制度の見直しや福利厚生制度の新設で対応し、コスト高騰にはメニューや食材の見直し、価格引き上げを検討しています。事業環境の変化には、顧客満足度の維持・向上と高付加価値化の方針を継続し、メリハリのある対応を重視しています。
財務上の課題としては、財務体質の強化と金融機関取引の正常化を目指しており、収益性の改善とキャッシュフローの安定化に努めています。これらの戦略を通じて、ワイズテーブルコーポレーションは持続的な成長を目指しています。