アップルインターナショナル【2788】 スタンダード(内国株式)

中古車の輸出や買取・販売を行う自動車販売関連事業と、時計や貴金属のブランド品買取を行うリユース流通事業。

アップルインターナショナル【2788】 スタンダード(内国株式)

中古車の輸出や買取・販売を行う自動車販売関連事業と、時計や貴金属のブランド品買取を行うリユース流通事業。

事業内容

アップルインターナショナル株式会社は、主に自動車販売関連事業とリユース流通事業を展開しています。自動車販売関連事業では、中古車の輸出や買取・販売を行っています。国内で一般ユーザーから中古車を買取り、国内オートオークションや海外の輸入業者に販売しています。

アップルオートネットワーク株式会社は、中古車買取店のフランチャイズビジネスを展開し、「アップル」ブランドを活用した販売促進活動を行っています。加盟会員に対しては、オートオークションでの落札価格情報や在庫情報を提供し、ロイヤリティを受け取っています。また、タイでオートオークション会場を運営するApple Auto Auction (Thailand) Limitedにも出資しています。

リユース流通事業では、アップルオートネットワーク株式会社が時計や貴金属などのブランド品買取を開始しました。査定から売却までをインターネットで完結するシステムを構築し、2024年には東京都内に買取専門店を2店舗オープンしています。これにより、事業の多角化を図っています。

経営方針

アップルインターナショナル株式会社は、自動車流通市場における総合商社を目指し、事業領域と市場エリアの拡大を成長戦略として掲げています。同社は、グローバルに自動車関連ビジネスを展開し、社会生活の改善と向上に寄与することを使命としています。特に、東南アジア諸国での中古車事業と中国での新車事業を中心に、業容を拡大してきました。

同社の中期経営計画では、既存事業による収益と新規事業への投資のバランスを保ちながら、収益拡大を図る「拡大均衡政策」を実施しています。成長性の指標として増収率、収益性として売上高経常利益率、効率性として自己資本利益率を重視しています。また、グループスローガン「ビジョナリーカンパニー」を掲げ、組織強化とシナジー効果を追求しています。

中古車輸出販売においては、東南アジア諸国での需要拡大を見込み、積極的な投資を行っています。多様な人材を採用し、新たな市場を開拓することで、カントリーリスクを分散し、安定した収益を目指しています。また、日本国内の中古車流通市場では、経営資源を活用し、新たなビジネスモデルの構築を進めています。

同社は、優秀な人材の確保と育成を重視し、継続的な社員教育を推進しています。市場調査と情報の共有化を通じて、新規事業の企画立案を行い、コーポレート・ガバナンスの強化を図っています。さらに、内部統制の強化と経営の透明性向上に努め、持続的な成長を実現する方針です。