ひらまつ【2764】 スタンダード(内国株式)

レストラン21店舗、ホテル7店舗の運営、海外での飲食材輸出を手がける。

ひらまつ【2764】 スタンダード(内国株式)

レストラン21店舗、ホテル7店舗の運営、海外での飲食材輸出を手がける。

事業内容

ひらまつは、レストランとホテルの運営を主軸に据えた事業展開を行っています。具体的には、国内で21店舗のレストランと7店舗のホテルを運営しており、そのサービス範囲は飲食業界に留まらず、宿泊業界にも及んでいます。また、海外展開の一環として、ひらまつの欧州子会社であるHIRAMATSU EUROPE EXPORT SARLは、フランス・パリにおいて、主にひらまつグループ向けの飲食材の輸出業務を手掛けています。

ひらまつが運営するレストランには、リストランテASOやブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ、ジャルダン ポール・ボキューズなどがあり、これらの店舗はそれぞれカフェ・ミケランジェロ、サロン・ド・テ ロンド、カフェ コキーユ、カフェテリア・カレ、カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズといった複数のサブブランドやサービスを併設しています。これにより、ひらまつは多様な顧客ニーズに応える幅広い飲食体験を提供しています。

このように、ひらまつはレストランとホテルの運営を核としながらも、海外での食材輸出事業を含めた多角的な事業展開を進めており、飲食および宿泊業界におけるその地位を確固たるものにしています。

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経営方針

ひらまつは、レストランとホテルの運営を中心に、食を通じた付加価値の提供を事業の根幹として位置づけています。同社は、アフターコロナを見据えた積極的な成長戦略のもと、2023年3月期をスタートとする新中期経営計画を策定しました。この計画では、初年度に営業キャッシュフローの黒字化、2年目に営業利益の黒字化、そして最終年度には営業利益10億円の達成を目標としています。

具体的な戦略として、ひらまつは保有する資産の磨き上げと有効活用に注力し、競合との差別化を図ります。特に、2023年3月期および2024年3月期に収益貢献が見込まれる領域への効果的な投資を通じて、収益最大化とさらなる成長の基盤を築く計画です。

レストラン事業では、店舗設備や人材、マーケティングへの投資を強化し、料理とサービスの質を高めることで顧客満足度の向上を目指します。ブライダル事業では、レストランウエディングの独自性を再構築し、ひらまつならではの価値を提供することで営業強化を図ります。ホテル事業では、新たなオーベルジュとしての体験価値を訴求し、収益性の改善に努めます。また、新規事業においては、有形・無形の資産を活用した収益多様化に取り組みます。

全社共通の方針として、CRMの構築やブランディング、IR、PRの強化を進め、事業間シナジーの最大化を目指します。これらの取り組みを通じて、ひらまつはレストラン、ブライダル、ホテルが一体となった生涯顧客化を実現するビジネスモデルの構築を目指しています。