タビオ【2668】 スタンダード(内国株式)

靴下やパンスト・タイツの企画販売、物流業務、品質管理、国内外の専門店展開、自社ECサイト運営、スポーツソックスの卸売に携わる。

タビオ【2668】 スタンダード(内国株式)

靴下やパンスト・タイツの企画販売、物流業務、品質管理、国内外の専門店展開、自社ECサイト運営、スポーツソックスの卸売に携わる。

事業内容

タビオは、靴下やパンスト・タイツの企画販売を主軸に展開する企業であり、タビオ奈良株式会社やTabio France S.A.S.を含む数社の連結子会社と共に、幅広い事業を手がけています。同社の事業は大きく分けて「国内専門店事業」「国内EC事業」「海外・スポーツ卸事業」の3つのセグメントに区分されます。

国内専門店事業では、「靴下屋」「Tabio」「TabioMEN」といったブランド店舗を通じて、地域戦略やSNSを活用したトレンド対応商品の展開、および顧客一人ひとりに合わせた高付加価値サービスを提供しています。これにより、顧客に「専門店としてあるべき所に店舗がある」と認識してもらうことを目指しています。

国内EC事業では、自社ECサイトを中心に、ユーザビリティの向上と収益の柱としてのECサイト運営に力を入れています。これにより、世界中の顧客に対して商品を効果的にアピールしています。

海外・スポーツ卸事業では、欧州ヨーロッパでのブランド価値向上やアジア圏での事業拡大を目指しています。また、スポーツ卸事業においては、機能性に特化したスポーツソックスやフットボールソックスの展開により、市場における強固なポジショニングの確立を図っています。

タビオ奈良株式会社は、商品の保管や出庫業務、物流業務全般、商品の研究・検査、品質管理を担っており、タビオの事業運営において重要な役割を果たしています。これらの事業展開を通じて、タビオは靴下業界における独自の地位を築いています。

特集記事

経営方針

タビオは、靴下やパンスト・タイツの企画販売を軸に、国内外で多角的な事業展開を行っている企業です。同社は、「世界一の靴下総合企業を実現する」というビジョンのもと、Made in Japanの品質と技術にこだわり、革新的な商品開発とサービスの提供に努めています。経営環境の変化に対応し、顧客満足度の向上と消費者ニーズへの迅速な対応を目指しています。

成長戦略として、タビオはOMO戦略を推進し、WEB・SNSの活用を通じて国内EC売上の増加とリアル店舗への送客を図っています。また、メンズ商品の認知度拡大に向け、俳優・窪塚洋介氏をブランドアンバサダーに起用し、品質と職人技術にこだわった商品の魅力を伝えています。スポーツ商品の売上拡大も重要な施策であり、専門性の高い商品展開を通じて市場での存在感を高めています。

海外戦略においては、中国大陸事業を成長の柱と位置付け、現地生産体制の整備と越境ECの強化に注力しています。これらの取り組みを通じて、タビオは国内外でのブランド価値向上と事業拡大を目指しています。同社の戦略は、靴下業界における独自の地位の確立と、長期的な成長の実現に向けたものです。