カワチ薬品【2664】 プライム(内国株式)

医薬品、化粧品、日用雑貨、食料品、酒類の販売と処方箋調剤を行う調剤薬局併設型ドラッグストア運営。

カワチ薬品【2664】 プライム(内国株式)

医薬品、化粧品、日用雑貨、食料品、酒類の販売と処方箋調剤を行う調剤薬局併設型ドラッグストア運営。

事業内容

カワチ薬品は、医薬品、化粧品、日用雑貨、食料品、酒類などを販売するドラッグストアと、処方箋調剤を主要業務とする調剤薬局併設型ドラッグストアを運営する小売業です。同社グループは単一セグメントで運営されており、具体的な商品区分としては、風邪薬、胃腸薬、ビタミン剤、目薬、外傷薬、健康食品、介護用品、調剤などの医薬品、基礎化粧品、メイク化粧品、男性化粧品などの化粧品、ヘアケア商品、オーラルケア商品、洗剤、紙類、ペット用品、育児用品などの日用雑貨、加工食品、日配品、菓子、飲料、酒などの食料品と酒類を取り扱っています。

カワチ薬品の店舗は主に郊外型で、売場面積400坪以上のメガ・ドラッグストアを中心に展開しています。これらの店舗は、車社会に対応した広い駐車場を備え、バリアフリー型のワンフロア構造で、お客様が快適に買い物ができるように配慮されています。店内は明るく、清潔感があり、商品が豊富で見つけやすいシンプルなレイアウトと広い通路が特徴です。また、医薬分業に対応し、顧客の利便性を高めるために調剤薬局併設型のメガ・ドラッグストアの展開にも積極的です。

経営方針

カワチ薬品は、ドラッグストア業界において「ドラッグストア世界一」を目指し、日々革新し向上し続ける経営を目標としています。同社は、健康で豊かな暮らしを実現するために、卓越したノウハウを活かした「普段の生活の拠点」を提供し、社会に貢献することを経営理念として掲げています。その実現のため、メガ・ドラッグストアの展開に力を入れており、これらの店舗は健康に欠かせない商品を豊富に取り揃え、低価格で提供することに加え、短時間でのショッピングが可能な利便性の高い生活密着型ストアとして位置づけられています。

中長期的な成長戦略として、カワチ薬品は市場占拠率の向上を目指し、ヘルスケアセンター(調剤を併設したメガ・ドラッグストア)と地域補完性を考慮したサテライトタイプ店舗の出店を重点的に進めています。また、新規出店の加速に向けて物流網の整備や体制強化、IT活用による全体効率化を図ることを課題として挙げており、これらの改善に努めています。さらに、店長や各種専門家の育成にも注力し、次代を担う人材の育成に努めています。

競争が激化する業界環境の中で、カワチ薬品は異業種との戦略的な提携も視野に入れ、柔軟な対応と検討を行っています。新型コロナウイルス感染症の影響にも対応しながら、消費者の動向に適切かつ迅速に対応できるよう努めていることが伺えます。