事業内容
アスモ株式会社とそのグループ会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容は、食肉の輸入や食肉及び食肉加工品の販売、高齢者介護施設での給食提供、訪問・居宅介護事業所の運営、有料老人ホームの運営、そして海外での外食店舗の経営に及びます。
アスモグループは、株式会社アスモを中心に、連結子会社10社、非連結子会社3社で構成されています。アスモ事業では、グループ会社の統制・管理や不動産賃貸を行っています。アスモトレーディング事業では、食肉の輸入や食肉及び食肉加工品の販売を手掛けており、アスモフードサービス事業では、高齢者介護施設などでの給食提供を行っています。
また、アスモ介護サービス事業では、訪問・居宅介護事業所の運営や有料老人ホームの運営を展開。海外では、ASMO CATERING (HK) 事業を通じて香港で外食店舗の運営や食品加工販売を行っています。さらに、台湾においても外食店舗の運営を行っていたが、現在は事業を休止中です。
これらの事業を通じて、アスモグループは食品から介護、そして国際事業に至るまで、幅広い分野で事業を展開しています。
経営方針
アスモ株式会社は、食文化への貢献、お客様第一主義の徹底、積極経営、活力のある企業風土の育成を経営理念として掲げています。同社は、超高齢化社会を迎える日本において、多方面から必要とされる企業になることを目指しています。そのために、各事業のストロングポイントを的確に見極め、グループ会社間でのシナジーを最大限に発揮し、社業の発展に努めています。また、国内市場に留まらず、積極的に海外市場への進出を図り、多角的な収益構造を構築することで、安定した成長を目指しています。
経営上の目標達成のため、アスモは売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、キャッシュフローなどの主な経営指標に注目しています。これらの指標の変化に加え、アスモフードサービス事業やアスモ介護サービス事業の利用者様の動向、事業所数や利用者様の純増数も重視しています。
収益モデルの構築・維持においては、介護サービス事業での人材の確保・定着や計画的な人材育成、食材調達の安定化、勤務環境の整備などに取り組んでいます。また、競合他社との競争優位性を確保するため、人材教育、職員の勤務環境改善、外国人人材やICT、IOTの活用などに注力しています。
内部統制システムの確立や次代を担う人材育成も、アスモの重要な取り組みです。経営環境の変化に迅速に対応できる経営管理組織の構築、社内外を問わない効率的な人材配置、人事処遇制度の改革などを通じて、社内の活性化を図っています。
これらの戦略を背景に、アスモは食品から介護、そして国際事業に至るまで、幅広い分野での事業展開を進めています。