J-オイルミルズ【2613】 プライム(内国株式)

油脂事業を中心に、家庭用・業務用油脂、ミールの製造・販売、スペシャリティフード事業では乳系プラントベースフード、食品素材の製造・販売、不動産賃貸等を手がける。

J-オイルミルズ【2613】 プライム(内国株式)

油脂事業を中心に、家庭用・業務用油脂、ミールの製造・販売、スペシャリティフード事業では乳系プラントベースフード、食品素材の製造・販売、不動産賃貸等を手がける。

事業内容

J-オイルミルズとその子会社6社、関連会社5社で構成されるJ-オイルミルズグループは、油脂事業を中心に幅広い事業を展開しています。同社の油脂事業では、家庭用油脂、業務用油脂、ミールの製造、加工、販売を手掛けており、日本国内の食卓や飲食業界に欠かせない製品を提供しています。

また、スペシャリティフード事業では、乳系プラントベースフード(PBF)や食品素材の製造、加工、販売を行っており、健康志向や環境への配慮が高まる中で、植物由来の食品選択肢を広げています。

その他の事業として、不動産賃貸なども手がけており、多角的なビジネスモデルを構築しています。J-オイルミルズグループは、これらの事業を通じて、食品産業のみならず、生活全般にわたるサービスを提供し、社会に貢献しています。

経営方針

J-オイルミルズは、新たな企業理念体系とコミュニケーションブランド「JOYL」を導入し、ステークホルダーや社会、環境に対する「Joy」を創出することを目指しています。このビジョンの下、「おいしさ×健康×低負荷」をキーワードに、社会課題の解決に貢献する製品の開発と拡販に注力しています。

同社は、第六期中期経営計画の見直しを行い、2026年を最終年度と定めました。この計画では、事業基盤の強化、収益回復、成長促進のための三つの重点ポイントを設定しています。具体的には、構造改革としてSCM改革や生産拠点の最適化、成長戦略として「低負荷」を強みとした商品の育成・拡販、そして投資戦略として海外や新たな事業領域への積極的な投資を挙げています。

油脂事業では、環境負荷の低減を意識した「スマートグリーンパック®」や機能性が付加された油の展開、業務用油脂では長持ちする油の拡販や環境意識の高い製品販売を推進しています。スペシャリティフード事業では、プラントベースフード(PBF)領域の拡充や市場牽引を目指しています。

また、経営基盤の強化にも取り組んでおり、取締役会の監督機能強化、サステナビリティ施策の推進、商品開発への継続的な取り組みなどを進めています。これらの戦略を通じて、J-オイルミルズは収益性の回復と持続可能な成長を目指しています。