オリエンタルコンサルタンツホールディングス【2498】 スタンダード(内国株式)

インフラ整備、マネジメントサービス、工事施工、不動産管理など、多岐にわたる事業を展開。

オリエンタルコンサルタンツホールディングス【2498】 スタンダード(内国株式)

インフラ整備、マネジメントサービス、工事施工、不動産管理など、多岐にわたる事業を展開。

事業内容

オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、純粋持株会社として、連結子会社13社、非連結子会社19社、関連会社5社を含む企業集団を構成しています。同社グループは、インフラ整備を中心に、マネジメントサービスの提供、工事施工、不動産管理など幅広い事業を展開しています。

主要な事業セグメントは、「インフラ・マネジメントサービス事業」、「環境マネジメント事業」、「その他事業」の3つです。インフラ・マネジメントサービス事業では、社会環境整備に関わる知的サービスを提供しており、㈱オリエンタルコンサルタンツやそのグローバル子会社などが活動しています。このセグメントでは、建設調査、設計、監理、GIS、空間情報、測量・計測、交通観測・解析、情報処理、機器販売・レンタルなどを手がけています。

環境マネジメント事業では、地質・土質調査、環境・環境浄化、構造物調査・リニューアル、水理解析、さく井工事、解体工事、温泉工事、宅地建設取引業などを展開しており、㈱アサノ大成基礎エンジニアリングや三協建設㈱などが関連会社として名を連ねています。

その他事業としては、建設マネジメント、計測制御、資産管理に関するITソリューションの提供、人材や業務プロセスに関わるアウトソーシング、リソースマネジメントなどを行っており、㈱リサーチアンドソリューションがこのセグメントに含まれます。

これらの事業を通じて、オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、インフラ整備から環境マネジメント、さらにはITソリューション提供まで、多岐にわたるサービスを提供していることがわかります。

経営方針

オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、2030年に向けたビジョンと中期経営計画を策定し、社会価値創造企業としてのさらなる成長を目指しています。同社は、「革新」「変革」「挑戦」をキーワードに掲げ、国内外での事業展開を通じて、国や地域との信頼関係を深め、その活力や魅力を高める事業を推進しています。

具体的な成長戦略として、事業創造・拡大、人材確保・育成、基盤整備の3つの基本方針を設けています。事業創造・拡大では、事業の総合化やDXの推進により新たな社会価値を創造し、市場を拡大することを目指しています。また、ナンバーワン・オンリーワンの技術やサービスの確立、国内外での競争力強化を図ります。

人材確保・育成では、多様な人材の確保とプロフェッショナル人材の育成に注力。グループ内外のリソースを効果的に活用し、国内外でシームレスな協働体を構築します。

基盤整備においては、DXの推進による業務プロセスの変革や生産性改革、働き方改革を進めるとともに、国内外の拠点整備や多様な働き方に対応可能な制度と環境の整備を推進しています。

これらの施策を通じて、オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、2030年の中期経営計画における売上高1,100億円以上、営業利益70億円以上、社員数5,000人以上を目標としています。同社は、技術・サービスの高度化・総合化、企業規模の拡大、企業ブランドの醸成を推進し、2030年の目標達成に向けて取り組んでいます。