インフォマート【2492】 プライム(内国株式)

企業間取引を支援するBtoBプラットフォーム運営、受発注・請求書・商談・契約書の電子化サービス提供。

インフォマート【2492】 プライム(内国株式)

企業間取引を支援するBtoBプラットフォーム運営、受発注・請求書・商談・契約書の電子化サービス提供。

事業内容

インフォマートは、BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの提供を主軸に事業を展開しています。同社グループは、テクノロジーを駆使して様々な業界に向けたプラットフォームを提供し、グローバルなBtoBインフラ企業を目指しています。

事業内容は大きく分けて二つのセグメントに分類されます。第一に「BtoB-PF FOOD事業」では、企業間の受発注業務や伝票処理をインターネット上で行える「BtoBプラットフォーム 受発注」と、商品規格書の標準フォーマットを提供する「BtoBプラットフォーム 規格書」を運営しています。これにより、業務の効率化やコスト削減、食の安心・安全体制の強化を支援しています。

第二のセグメントは「BtoB-PF ES事業」で、企業間の請求書を電子化する「BtoBプラットフォーム 請求書」、取引先との商談から受発注、請求までをサポートする「BtoBプラットフォーム 商談」、そして企業間契約書の電子化を可能にする「BtoBプラットフォーム 契約書」を提供しています。これらのサービスは、業務時間の短縮やコスト削減、ペーパーレス化の推進に貢献しています。

さらに、インフォマートは「決済代行サービス」を通じて、新規取引の安心と効率化をサポートしています。これらの事業を通じて、インフォマートは企業間取引のデジタル化と効率化を推進し、BtoB市場におけるインフラとしての地位を確立しています。

特集記事

経営方針

インフォマートは、BtoBプラットフォームの提供を通じて、企業間取引のデジタル化と効率化を推進することで、グローバルなBtoBインフラ企業を目指しています。同社の成長戦略は、「成長に向けた積極投資」と「収益源多角化の加速」の二つの柱に基づいています。

積極投資の一環として、インフォマートは他社との協業や事業買収を推進し、特に「BtoB-PF FOOD事業」と「BtoB-PF ES事業」においてプラットフォームの価値増大とその盤石化に取り組んでいます。例えば、「BtoBプラットフォーム 請求書」では、インボイス制度の導入を背景にDX化のニーズを捉え、利用企業数の拡大を目指しています。

収益源多角化に関しては、インフォマートは既存及び新規の取り組みを加速させ、新たなビジネスモデルの創造に努めています。これにより、様々な分野・サービスでのデファクトスタンダード化を目指しています。

中期経営計画では、2026年12月期に売上高200億円、営業利益50億円を目標としています。この目標達成に向け、インフォマートはフード業界のデジタル化推進や、インボイス制度の開始と電子帳簿保存法の改正に伴う顧客ニーズの高まりを捉え、新機能開発の強化やセキュリティの強化、プロモーション活動に積極的に投資を続けています。

インフォマートのこれらの戦略は、企業間取引のデジタル化を推進し、BtoB市場におけるインフラとしての地位をさらに確立することを目指しています。同社は、これらの取り組みを通じて、さらなる事業の発展を目指しています。