事業内容
ティアは、葬儀請負を中心とした葬祭事業と、葬儀会館運営のフランチャイズ事業を展開しています。ティアグループは、ティアとその連結子会社5社で構成され、葬儀に関する幅広いサービスを提供しています。
葬祭事業では、葬儀会館だけでなく、ご自宅や寺院での葬儀施行、葬儀付帯業務、葬儀後のアフターフォロー、忌明け法要などを請け負っています。また、葬儀に関する特典が受けられる会員制度や、団体・企業との業務提携も行っています。
フランチャイズ事業では、「葬儀会館ティア」を全国に展開するため、異業種の事業会社とフランチャイズ契約を締結しています。葬儀業界への参入ノウハウの提供、物件開発、スーパーバイザーによる支援、葬儀付帯品の販売などを行っています。
その他の事業として、不動産事業とリユース事業があります。不動産事業では、不動産の相続や売却に関する相談に応じ、買取や販売を行っています。リユース事業では、中古品の宝石・貴金属、時計、バッグなどの買取・販売を行っています。
特集記事
経営方針
ティアは、葬儀業界において「哀悼と感動のセレモニー」を経営理念に掲げ、社会貢献を目指しています。1997年の創業以来、「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指し、葬儀の質を高めることに注力しています。ティアは、葬儀の透明性を重視し、明瞭な価格体系を提供することで顧客の信頼を得ています。
ティアの成長戦略は、ドミナント出店による利便性の向上と、徹底した人材教育によるサービスの向上にあります。名古屋市を中心に中部地区での出店を進め、関東・関西地区への進出も積極的に行っています。フランチャイズ展開により、全国的な多店舗化を推進し、2024年9月末には202店舗を展開しています。
ティアは、葬儀付帯業務の内製化を進め、サービスの質を向上させています。また、トータル・ライフ・デザイン事業の創出を目指し、葬儀と親和性の高いサービスを拡大しています。これにより、顧客の生涯価値を追求し、グループ間の連携を強化しています。
人材確保と育成もティアの重要な戦略です。ティアアカデミーを通じて、計画的な人材教育を行い、営業力の底上げを図っています。新しい人事制度の導入により、働く環境の改善にも取り組んでいます。これにより、強い組織集団の実現を目指しています。
ティアは、上場会社グループとしての体制構築とM&Aの推進にも注力しています。業界再編に対応し、適正な判断のもとでM&Aを実行することで、葬儀業界への影響力を拡大しています。また、ICTの活用により業務効率化を図り、セキュリティ意識の向上にも努めています。