エスプール【2471】 プライム(内国株式)

シニアや障がい者の就労支援、物流・採用代行、環境経営コンサル、広域行政BPO、人材派遣など多岐にわたるサービスを展開。

エスプール【2471】 プライム(内国株式)

シニアや障がい者の就労支援、物流・採用代行、環境経営コンサル、広域行政BPO、人材派遣など多岐にわたるサービスを展開。

事業内容

エスプールとその子会社8社は、ビジネスソリューション事業と人材ソリューション事業の2つの主要なセグメントで事業を展開しています。

ビジネスソリューション事業では、エスプールプラスが障がい者の就労支援サービスを提供し、知的障がい者の採用から定着までをサポートしています。また、エスプールはシニア層の潜在労働力を活用するサービスを手がけています。エスプールロジスティクスは通販商品の発送代行を、エスプールリンクはアルバイトやパートの採用代行サービスを提供しています。エスプールセールスサポートは会員獲得や販売促進業務を、ブルードットグリーンは環境経営支援サービスを、エスプールグローカルは広域行政BPOサービスをそれぞれ行っています。

人材ソリューション事業では、エスプールヒューマンソリューションズが人材派遣サービスを提供しており、コールセンターや店頭販売支援、接客業務などに特化しています。同社は「グループ型派遣」を採用し、フィールドコンサルタントが派遣スタッフを現場でサポートすることで、未経験者の短期間での育成と定着率の向上を実現しています。

これらの事業を通じて、エスプールグループは多様なニーズに応える幅広いサービスを提供し、顧客満足度の向上とシェア拡大に努めています。

特集記事

経営方針

エスプールとそのグループ企業は、アウトソーシングの力を活用して企業変革を支援し、社会課題の解決を目指すという企業理念のもと、多岐にわたるビジネスを展開しています。同社は、ポートフォリオ経営を基本方針とし、社会貢献性及び付加価値の高い事業を異なる領域で複数展開することで、外部環境の変化に強い企業体を目指しています。経営指標としては、営業利益率10%以上の維持と連結配当性向30%以上を掲げ、継続的な企業価値の向上と株主還元に積極的に取り組んでいます。

中長期的な経営戦略として、エスプールは障がい者雇用支援サービス、環境経営支援サービス、広域行政BPOサービスを重点注力分野と定め、これらの分野でのオーガニック成長と新規事業開発、M&Aを通じた事業領域の拡大を目指しています。特に、障がい者雇用支援サービスでは多様な働き方を可能とする新サービスの開発、環境経営支援サービスではサステナビリティ全般にわたる事業領域の拡大、広域行政BPOサービスでは地方創生をテーマにしたサービスの開発に力を入れています。

また、既存事業の継続的な発展、主力事業への依存度の軽減、優秀な人材の採用・育成、多様な人材の活躍促進を事業上及び財務上の優先課題として挙げています。これらの取り組みを通じて、エスプールは持続可能な成長を目指し、社会に貢献する企業グループとしての地位を確固たるものにしていく方針です。