いであ【9768】 スタンダード(内国株式)

環境コンサルタント、建設コンサルタント、情報システム、不動産賃貸を手がけ、環境アセスメント、環境モニタリング、自然再生、土壌汚染調査、気象情報配信、河川・港湾設計、洪水予測システム開発、VR防災システム業務などを展開。

いであ【9768】 スタンダード(内国株式)

環境コンサルタント、建設コンサルタント、情報システム、不動産賃貸を手がけ、環境アセスメント、環境モニタリング、自然再生、土壌汚染調査、気象情報配信、河川・港湾設計、洪水予測システム開発、VR防災システム業務などを展開。

事業内容

いであ株式会社とそのグループ企業は、環境コンサルタント事業、建設コンサルタント事業、情報システム事業、不動産事業の4つの主要な事業セグメントを展開しています。

環境コンサルタント事業では、いであ株式会社を含む7社が、環境アセスメント、環境計画、生物多様性保護、土壌汚染調査、気象情報配信など多岐にわたるサービスを提供しています。このセグメントには、新日本環境調査株式会社や沖縄環境調査株式会社などが含まれ、海外では中国やタイでの化学分析業務も行っています。

建設コンサルタント事業は、いであ株式会社と2つの連結子会社が担当し、河川、水工、道路、橋梁、海外部門を通じて、調査、解析、計画、設計などのサービスを提供しています。特に、株式会社Idesは開発途上国の交通インフラ整備と環境保全に関する総合コンサルティングを、株式会社クレアテックは構造物・地盤解析と土木設計業務を行っています。

情報システム事業では、洪水予測システム、土石流検知システム、ダム管理支援システムなど、AIやVR技術を活用した先進的なシステム開発に取り組んでいます。また、海洋マイクロプラスチックのデータ共有システム開発や地球観測衛星の運用支援業務も手がけています。

不動産事業では、赤坂のオフィスビルや旧大阪支社跡地などの不動産賃貸を行っており、安定した収益基盤を提供しています。

これらの事業を通じて、いであ株式会社グループは、環境保全からインフラ整備、先端技術の活用に至るまで、幅広い分野で社会に貢献しています。

経営方針

いであ株式会社は、環境コンサルタント、建設コンサルタント、情報システム、不動産の4つの主要事業を展開しており、幅広い分野で社会に貢献しています。同社は、2022年から2024年にかけての第5次中期経営計画を通じて、「イノベーションの加速と総合力の結集による事業領域の拡大と経営基盤の強化」を目指しています。この計画では、新規事業創出・新市場開拓の加速、技術開発の推進、基幹事業分野の強化、海外事業の拡大、民間・個人市場への展開、ものづくりの推進、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、先端技術の利活用、多様な人材の確保・育成、魅力と活力のある働きやすい企業づくり、組織の一体化・効率化とガバナンスの強化に重点を置いています。

特に、新規事業創出と新市場開拓には、社会情勢や市場環境、顧客ニーズの変化を踏まえた技術開発の成果を事業化することで、新たな収益基盤を構築することを目指しています。また、海外事業の拡大では、連結子会社との一体となった事業展開を強化し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けながらも、気候変動や防災対策、海洋環境保全などの地球規模の課題への対応を進めています。

DXの推進や先端技術の利活用では、デジタル化・スマート化が進む社会において、IoT、ロボット、AI、ビッグデータなどを積極的に取り入れ、新規事業の展開や技術開発、業務の効率化・省力化に活用しています。さらに、次世代を担う多様な人材の確保・育成や、魅力と活力のある働きやすい企業づくりにも注力しています。

いであ株式会社は、これらの戦略を通じて、安定的な経営基盤の構築と持続可能な成長を目指しています。