オオバ【9765】 プライム(内国株式)

地理空間情報業務や環境業務、まちづくり業務、設計業務、事業ソリューション業務を通じて社会資本整備に貢献する総合建設コンサルタント業。

オオバ【9765】 プライム(内国株式)

地理空間情報業務や環境業務、まちづくり業務、設計業務、事業ソリューション業務を通じて社会資本整備に貢献する総合建設コンサルタント業。

事業内容

同社は、総合建設コンサルタント業を展開する企業であり、社会資本整備や民間企業施設整備に貢献しています。事業は「地理空間情報業務」、「環境業務」、「まちづくり業務」、「設計業務」、「事業ソリューション業務」の5つを中心に展開しています。これらの業務を複合的に推進し、まちづくりのソリューション企業としての役割を果たしています。

地理空間情報業務では、都市や環境づくりの基礎となる地理や地形に関する詳細なデータを提供しています。最新のIT機器を駆使した測量や補償調査業務を行い、GIS(地理情報システム)を用いた上下水道や道路管理システム、防災シミュレーションの提供も行っています。

環境業務では、環境保全や環境創造に取り組んでいます。土壌汚染対策や水質保全、廃棄物処理に配慮した環境施設計画を行い、水やエネルギーの循環計画を提案しています。また、地球環境に配慮した都市環境マスタープランの策定にも貢献しています。

まちづくり業務では、都市基盤整備事業を通じて、福祉、防犯・防災、緑化など多角的なまちづくりを提案しています。土地所有者のニーズに応じた土地活用の相談や技術的サポートを行い、地域貢献に努めています。

設計業務では、道路や橋梁、上下水道などの設計を行い、まちづくり事業や環境対策と連携したトータルな提案を行っています。防災対策として、ハザードマップの作成や耐震補強設計、地すべり解析などに取り組んでいます。

事業ソリューション業務では、従来の建設コンサルタントの枠を超えた取り組みを進めています。土地区画整理や開発行為の業務代行、税理士法人との連携によるまちづくりと相続税務・不動産活用コンサルティング、老朽化マンションの建て替えコンサルなど、社会問題の解決に向けた提案を行っています。

経営方針

undefinedは、2023年7月に新たな中期経営計画を策定し、2024年5月期から2028年5月期までの5年間を対象に、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。この計画は、技術力の向上を中心に据え、社員への投資を通じて会社と社員が共に成長することを重視しています。特に、技術資格保有者を650名に増やし、多能工化を推進することで、技術力のさらなる向上を図ります。

undefinedの成長戦略は、まちづくりを核としたコア業務の安定的な成長と、新市場・新規業務の開拓に挑戦することにあります。具体的には、防災・減災、国土強靭化、都市開発、環境・脱炭素社会構築などの社会課題に対応するための事業ソリューション業務の拡大を目指しています。また、DX推進やM&A、業務提携を通じて、事業領域の拡大を図ります。

財務面では、無借金経営を維持し、株主還元の強化を図っています。具体的には、総還元性向を60%、配当性向を50%に引き上げる方針を掲げています。これにより、株主に対する信頼を高め、企業価値の向上を目指します。さらに、コーポレートガバナンスの強化を通じて、取締役会の実効性向上やIR・SR活動の強化を進めています。

undefinedは、これまでの100年の歴史と実績を基に、次の100年に向けた挑戦と飛躍を目指しています。技術力を基盤に、社会のニーズに応える魅力ある企業づくりを進めることで、持続可能な成長を実現しようとしています。