船井総研ホールディングス【9757】 プライム(内国株式)

経営コンサルティング、物流コンサルティング、デジタルソリューションを展開し、企業経営支援や物流BPO、ITコンサルティングを提供する。

船井総研ホールディングス【9757】 プライム(内国株式)

経営コンサルティング、物流コンサルティング、デジタルソリューションを展開し、企業経営支援や物流BPO、ITコンサルティングを提供する。

事業内容

船井総研ホールディングスは、主に経営コンサルティング事業を展開しています。この事業では、企業経営に関するコンサルティングを提供するだけでなく、業種やテーマ別の経営研究会やセミナーも実施しています。関連会社には、株式会社船井総合研究所や船井(上海)商務信息咨詢有限公司などがあります。

また、船井総研ホールディングスはロジスティクス事業も手がけています。この事業では、クライアントの業績向上や物流コスト削減を目的とした物流コンサルティングを行い、物流業務の設計・構築・運用を実施する物流BPO業務も提供しています。関連会社としては、船井総研ロジ株式会社があります。

さらに、デジタルソリューション事業も展開しています。この事業では、WEB広告運用代行やクラウドソリューション、ITコンサルティング、AI採用クラウドサービスを提供しています。関連会社には、株式会社船井総合研究所(デジタルソリューション事業)や株式会社HR Forceがあります。

特集記事

経営方針

船井総研ホールディングスは、2023年に「サステナグロースカンパニーをもっと。」というグループパーパスを制定しました。この理念のもと、持続的な成長を目指し、企業の成長を支援することを目標としています。特に中堅・中小企業を対象に、デジタルと総合的な経営コンサルティングを提供することを基本方針としています。

同社は2023年から2025年にかけての中期経営計画で、ROE(自己資本利益率)を2025年までに25%以上に引き上げることを目指しています。資本効率を意識した経営を推進し、株主価値の向上を図るため、適切な資本政策を策定・実行しています。

成長戦略として、経営コンサルティング事業では中堅・中小企業の経営課題に対する一貫したサービス提供を強化しています。ロジスティクス事業では、国内最大の基盤構築を目指し、総合ロジスティクス・プロバイダーとしての地位を確立することを目指しています。

デジタルソリューション事業では、DXコンサルティングの拡充を図り、中堅企業向けの経営コンサルティング領域を広げています。また、人的資本の充実を図るため、多様な人材が活躍できる環境を整備し、採用・育成を強化しています。

さらに、持続的な資本効率の向上と株主還元を重視し、成長投資と株主還元を両立させる方針を掲げています。サステナビリティ経営にも注力し、ESGへの配慮や情報開示を進め、脱炭素化支援や人的資本経営コンサルティングを提供しています。

コーポレート・ガバナンスの強化も重要視しており、取締役会の多様性向上を目指し、女性比率の向上を図っています。これにより、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現しようとしています。