トランス・コスモス【9715】 プライム(内国株式)

情報技術、製造、販売、物流、その他多岐にわたる事業を展開、国内外で高付加価値サービスの提供。

トランス・コスモス【9715】 プライム(内国株式)

情報技術、製造、販売、物流、その他多岐にわたる事業を展開、国内外で高付加価値サービスの提供。

事業内容

トランス・コスモスは、国内外で多岐にわたる事業セグメントを展開しています。同社とそのグループ企業(子会社86社、うち連結子会社70社、関連会社18社、うち持分法適用会社10社)は、付加価値の高いサービスをワンストップで提供することを特徴としています。

同社の事業は、主にデジタルマーケティング、コールセンター運営、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)、ITアウトソーシングなど、幅広い分野に及びます。これらのサービスを通じて、顧客企業のデジタル変革を支援し、顧客体験の向上を図っています。

デジタルマーケティング分野では、SEO対策やSNS運用支援、ウェブサイトの制作・運営支援など、企業のオンラインプレゼンス強化をサポートしています。また、コールセンター運営では、多言語対応や24時間365日のサポート体制を整え、顧客満足度の向上に貢献しています。

BPOサービスでは、人事や経理、物流などの業務プロセスを効率化し、企業のコスト削減と業務品質の向上を実現しています。ITアウトソーシングにおいては、システム開発や運用保守、クラウドサービスの提供などを行い、企業のIT環境の最適化を支援しています。

トランス・コスモスは、これらの事業を通じて、企業の競争力強化と成長をサポートする役割を担っています。

経営方針

トランス・コスモスは、デジタル技術を駆使して顧客企業の変革を支援し、その成長戦略を推進しています。同社は、「Global Digital Transformation Partner」としての位置づけを目指し、2022年度を最終年度とする3年間の中期経営計画を策定し、その実行に取り組んできました。この計画では、プロフェッショナル人材と最先端技術の融合による高付加価値ソリューションの提供を通じて、成長性と収益性の向上を目指しています。

新型コロナウイルス感染症の流行下でも、同社は大規模な業務実行能力を活かし、社会インフラとしての役割を果たし、事業成果を上げています。2021年度には売上高と営業利益が過去最高額を更新し、事業全体の収益性も大幅に改善しました。

2023年度から2025年度までの新中期経営計画では、売上高1兆円の達成に向けて、サービス・事業の進化と経営基盤の強化を図ります。具体的には、事業モデルのプラットフォーム化、サービス標準化による品質と利益の構造改革、グローバル市場成長への対応強化、新規事業開発・R&D推進、グループ経営基盤整備などの戦略施策を進めます。これらの施策により、売上高4,500億円以上、営業利益率6.0~8.0%を目標としています。

トランス・コスモスは、最新のデジタル技術を活用して顧客企業に最高の顧客体験と生産性改革をもたらし、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指しています。同社は、オペレーショナル・エクセレンスからテクノロジーソリューションカンパニーへの進化、アジア圧倒的No.1、グローバルCX/BPOベンダーTOP5を目指し、ステークホルダーの期待に応え、社会に貢献することを目標に掲げています。