アゴーラ ホスピタリティー グループ【9704】 スタンダード(内国株式)

宿泊事業では「今井荘」や「ホテル アゴーラ」シリーズの運営、その他投資事業では国内不動産賃貸、オーストラリアでの不動産開発、マレーシアの霊園経営、証券投資を展開。

アゴーラ ホスピタリティー グループ【9704】 スタンダード(内国株式)

宿泊事業では「今井荘」や「ホテル アゴーラ」シリーズの運営、その他投資事業では国内不動産賃貸、オーストラリアでの不動産開発、マレーシアの霊園経営、証券投資を展開。

事業内容

アゴーラホスピタリティーグループは、宿泊事業とその他の投資事業を二大柱として展開しています。同社グループは、連結子会社31社及び持分法適用関連会社3社を含む広範なネットワークを有しており、多岐にわたるサービスを提供しています。

宿泊事業では、伊豆今井浜温泉の「今井荘」をはじめ、「ホテル アゴーラ大阪守口」、「ホテル アゴーラ リージェンシー大阪堺」、「アゴーラ プレイス難波」、「アゴーラ プレイス浅草」、「アゴーラ 東京銀座」、「アゴーラ 金沢」といった複数のホテルの運営を行っています。これらの施設は、㈱アゴーラ ホテルマネジメント伊豆、㈱アゴーラ ホテルマネジメント大阪などの関連会社によって管理されています。

その他の投資事業には、国内の不動産賃貸事業、オーストラリアでの住宅等不動産開発事業、マレーシアでの霊園事業「ラワン・メモリアル・パーク」の経営、そして証券投資事業が含まれます。これらの事業は、コンセプト・アセット社、バタ・インターナショナル社、ヒドゥン・バレー・オーストラリア社などの関連会社を通じて展開されています。

アゴーラホスピタリティーグループは、宿泊事業に加え、不動産や証券投資など多角的な事業を展開し、国内外で幅広いサービスを提供していることが特徴です。

経営方針

アゴーラホスピタリティーグループは、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、宿泊事業の成長戦略を積極的に推進しています。同社は、2019年以降、ブランド認知度の向上とビジョンの促進を目的に、新しいアーバンブティックホテルのポートフォリオ拡大に注力してきました。これにより、アゴーラ東京銀座、アゴーラ京都烏丸、アゴーラ京都四条など、新たな施設の開業に成功しています。さらに、世界的に有名な建築家、隈研吾氏が監修したONE@Tokyoも開業し、同社の宿泊事業の成長を加速させています。

また、同社は人材育成にも力を入れており、「おもてなし」のコンセプトを再定義し、アゴーラ ホテル アライアンス ベースアップ アカデミーを通じてスキルアップのトレーニングを提供する予定です。これにより、従業員の質と効率の向上を図り、次世代の宿泊事業を担う人材の育成に注力しています。

その他の投資事業においても、リスクをコントロールしながら業績向上に寄与するよう努めており、マレーシアの霊園事業など、国内外で多角的な事業を展開しています。これらの取り組みは、同社が国内外で幅広いサービスを提供し、持続可能な成長を目指していることを示しています。アゴーラホスピタリティーグループは、宿泊事業の拡大と人材育成、多角的な投資事業を通じて、将来に向けた成長戦略を推進しています。