アゴーラ ホスピタリティー グループ【9704】 スタンダード(内国株式)

宿泊事業では「ホテル アゴーラ大阪守口」などの運営、その他投資事業では不動産賃貸やオーストラリアでの住宅開発、マレーシアでの霊園事業を展開。

アゴーラ ホスピタリティー グループ【9704】 スタンダード(内国株式)

宿泊事業では「ホテル アゴーラ大阪守口」などの運営、その他投資事業では不動産賃貸やオーストラリアでの住宅開発、マレーシアでの霊園事業を展開。

事業内容

アゴーラホスピタリティーグループは、宿泊事業とその他投資事業を主な業務としています。宿泊事業では、大阪府の「ホテル アゴーラ大阪守口」や「ホテル アゴーラ リージェンシー大阪堺」、東京都の「アゴーラ プレイス東京浅草」などのホテルを経営・運営しています。また、「アゴーラ京都烏丸」や「TSUKI」などの運営受託も行っています。

その他投資事業では、国内の不動産賃貸事業やオーストラリアでの住宅等不動産開発事業を展開しています。オーストラリアでは、コンセプト・アセット社などの関係会社を通じて事業を行っています。また、マレーシアでは「ラワン・メモリアル・パーク」の経営を通じて霊園事業を展開しています。

さらに、アゴーラホスピタリティーグループは証券投資事業も手がけており、株式や債券などの金融商品への投資を行っています。これにより、売却益や期末の評価益を売上に計上しています。主要な関係会社としては、ビューティー・スプリング・インターナショナル社やスプリーム・ティーム社などがあります。

経営方針

アゴーラホスピタリティーグループは、2025年を飛躍の年と位置づけ、成長戦略を推進しています。特に、IHGホテルズ&リゾーツの新ブランド「Garner」の3ホテルを大阪市中央区に開業し、香港のDorsett Hospitality International社との提携による「Dorsett by Agora大阪堺」の開業を進めています。これらのプロジェクトは、海外ブランドとの協業を通じた新市場の開拓を目指しています。

同社は、5年で30ホテルの開業を目標に掲げ、ブランド拡大と市場競争力の強化を図っています。この目標達成には、アゴーラ単独ブランドの成長と海外ブランドホテルとの提携の加速が不可欠です。また、業務改善を進めることで、不採算や効率面での課題に対処し、持続可能な成長を目指しています。

アゴーラ ホテル アライアンスは、人材育成を重視し、「おもてなし」の心を育むことに注力しています。従業員のスキルアップを支援する研修プログラムやメンター制度を導入し、働きやすい環境を整備しています。多様な人材の獲得にも力を入れ、柔軟な働き方を推進しています。

同社は、成長と改善を両輪として進め、持続可能で力強い組織への進化を目指しています。積極的な挑戦を通じて、さらなる成長と変革を実現しようとしています。また、その他投資事業では、リスクをコントロールしつつ業績向上に努めています。マレーシアの霊園事業でも、現地との密接なコミュニケーションを通じて契約獲得を進めています。