両毛システムズ【9691】 スタンダード(内国株式)

情報処理関連事業を展開し、「公共事業」と「社会・産業事業」の二つのセグメントに分けてサービス提供。

両毛システムズ【9691】 スタンダード(内国株式)

情報処理関連事業を展開し、「公共事業」と「社会・産業事業」の二つのセグメントに分けてサービス提供。

事業内容

両毛システムズ株式会社とその連結子会社3社(株式会社両毛ビジネスサポート、リョウモウ・ベトナム・ソリューションズ・カンパニー・リミテッド、リョウモウ・フィリピンズ・インフォメーション・コーポレーション)は、情報処理関連事業を中心に展開しています。同社グループの事業は、顧客の市場に応じて「公共事業」と「社会・産業事業」の二つに区分されており、これらは同社の経理状況におけるセグメント区分と一致しています。

公共事業セグメントでは、主に政府や地方自治体などの公共機関向けに、情報システムの開発や運用、保守サービスを提供しています。これには、行政手続きのデジタル化や公共インフラの情報管理システムなどが含まれます。

一方、社会・産業事業セグメントでは、民間企業向けに、業務効率化やデジタルトランスフォーメーションを支援するサービスを展開しています。これには、企業の内部システムの設計・構築から、クラウドサービスの利用支援、データ分析・活用に至るまで、幅広いニーズに応えるソリューションが含まれます。

両毛システムズグループは、これらの事業を通じて、公共セクターと民間企業の双方に対して、情報技術を活用した価値提供を行っており、社会のデジタル化推進に貢献しています。

経営方針

両毛システムズは、社会や株主を含むステークホルダーの期待に応え、選ばれ続ける企業となることを目指しています。そのために、経営理念として「わくわく感を大切にする」ことを掲げ、進化・発展を追求する組織の支援や、相互理解と信頼に基づく調和のとれた社会の実現を目標としています。また、行動理念としては、お客様の笑顔の創造、異なる明日の創造、新たな期待の創造を挙げています。

2023年度から始まる新中期経営計画では、「真の情報サービス企業」となることを目指し、サステナビリティに対する考え方を取り入れています。この計画の下で、同社は「グループの総合力を高め、社会課題の解決に取り組み、お客様と共に成長する」ことを新たな経営方針として掲げています。具体的な取り組みとしては、「強化・拡大」、「変革・成長」、「構造改革」の三つの柱を設定しています。

「強化・拡大」では、既存ソリューションの強化と安定した事業基盤の築き直しを目指します。「変革・成長」では、ITエンジニアリングの磨き上げ、公共ビジネスモデルの変革、データ活用による新価値の創造を推進します。「構造改革」では、人的資本の向上、体質の改善、パートナー戦略の推進を図ります。

これらの戦略を通じて、両毛システムズは、社会課題の解決に貢献し、お客様と共に成長することを目指しています。同社の取り組みは、社会のデジタル化推進において重要な役割を果たすことが期待されています。