ラックランド【9612】 プライム(内国株式)

商空間の理想的な環境づくりを目的とし、リサーチ、企画開発、デザイン、設計、施工、監理、メンテナンスサービスを提供。

ラックランド【9612】 プライム(内国株式)

商空間の理想的な環境づくりを目的とし、リサーチ、企画開発、デザイン、設計、施工、監理、メンテナンスサービスを提供。

事業内容

ラックランド株式会社とそのグループ企業は、商業施設や小売・飲食店舗、物流施設、食品工場、ホテルなどの商空間における理想的な環境作りを目指し、リサーチ、企画開発、デザイン、設計、施工、監理、メンテナンスサービスを提供しています。同社グループは全28社から構成され、国内外で幅広いサービスを展開しています。

国内では、株式会社ケークリエイトが商業施設の企画開発や設計、内装監理などを手がけ、ニイクラ電工株式会社は電気設備工事や中古機器の販売を行っています。光電機産業株式会社は電気設備工事や計装工事を、マッハ機器株式会社は厨房機器の開発や販売を提供しています。エースセンター株式会社はビルメンテナンスを、株式会社木戸設備工業は給排水設備工事を、協和電設株式会社は消防施設工事やメンテナンスを行っています。

海外では、LUCKLAND ASIA PTE. LTD.やLUCKLAND(CAMBODIA) Co.Ltd.などがASEAN圏や台湾に進出する日系企業に対し、出店支援サービスや施工、メンテナンスサービスを提供しています。VIET BOKUTO CO.,LTDはアルミ金属製品の製作、BK METAL CO.,LTDはその販売と外装工事を手がけています。

ラックランドグループは、一貫した店舗施設制作事業を核としており、その事業内容は制作分類別に関連付けられていますが、事業の種類別セグメント情報は記載されていません。これらの事業を通じて、同社グループは多様な商空間における環境作りに貢献しています。

経営方針

ラックランド株式会社は、商空間創造を通じて多様なステークホルダーの期待に応え、社会に貢献することを経営の基本方針としています。同社は、お客様や社員、地域社会などとの関係を大切にし、時代のニーズに応じた新たな技術の導入とサービスの提供を目指しています。特に、「商空間創りを通じ、皆の笑顔を創りだす」という理念のもと、商業施設や小売・飲食店舗などの環境作りに貢献しています。

中期経営計画においては、2022年から2025年を「成:Digital × あなた」= DX と定め、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。これは、技術だけでなく知識を活用し、人々がその道具を使って価値を生み出し、お客様や社会に貢献することを目指す戦略です。同社は、この計画を基に、どんな環境変化にも適応できる強さと柔軟性を兼ね備えた企業モデルの構築を目指しています。

また、ラックランドは国内外での事業拡大にも力を入れており、特にASEAN圏や台湾での海外事業の拡大を重要視しています。これまでに7ヶ国で現地法人を設立し、日系企業の海外進出を支援してきました。国内では、M&Aを積極的に行い、事業範囲の拡大や新たな事業の創出、グループ会社間のシナジー効果の創出に努めています。

重点領域としては、物流センターの冷凍冷蔵設備、新規店舗へのメンテナンス及び営繕、ソフトサービス、省エネルギー機器の開発・販売、大型店舗や商業ビルの建築設備、中小規模の店舗・工場・物流施設の建築、メディカル分野、海外分野、食品の生産機器や厨房設備、宿泊施設・ホテルのリノベーションなどを挙げています。これらの分野での事業展開を通じ、ラックランドは持続可能な成長を目指しています。