エヌジェイホールディングス【9421】 スタンダード(内国株式)

ゲーム企画・開発、運営(ゲームスタジオ、トライエース等)、モバイル端末・サービス販売(ピポパーク運営)、クレジット決済事業。

エヌジェイホールディングス【9421】 スタンダード(内国株式)

ゲーム企画・開発、運営(ゲームスタジオ、トライエース等)、モバイル端末・サービス販売(ピポパーク運営)、クレジット決済事業。

事業内容

エヌジェイホールディングス及びそのグループ会社は、ゲーム事業とモバイル事業を中心に展開しています。同社グループは、エヌジェイホールディングスと連結子会社6社(ゲームスタジオ株式会社、トライエース株式会社、ウィットワン株式会社、ウィットワン沖縄株式会社、テックフラッグ株式会社、ネプロクリエイト株式会社)及び持分法適用会社1社(デルタエンジニアリング株式会社)で構成されています。

ゲーム事業では、ゲームスタジオ株式会社、トライエース株式会社、ウィットワン株式会社、ウィットワン沖縄株式会社、テックフラッグ株式会社が、ゲームの企画・開発及び運営を手掛けています。これらの会社は、ゲーム業界における同社グループの主力として位置づけられています。

一方、モバイル事業は、ネプロクリエイト株式会社が担っており、特定の移動体通信事業者の端末やサービスを取り扱うキャリアショップと、複数の通信事業者の端末やサービスを取り扱う販売店PiPoPark(ピポパーク)の運営を行っています。

その他の事業としては、エヌジェイホールディングスがクレジット決済事業などを展開しています。これらの事業を通じて、同社グループは多角的なビジネスモデルを構築し、様々な市場ニーズに応えています。

経営方針

エヌジェイホールディングスは、ゲーム事業とモバイル事業を中心に展開する多角的なビジネスモデルを持つ企業グループです。同社は、「超悦」を経営理念に掲げ、顧客満足を超える感動と悦びを提供することを目指しています。中期経営計画では、2022年6月期から2024年6月期までの期間を対象に、EBITDA10億円及びROE10%を連結経営指標として設定しています。ゲーム事業ではEBITDA10億円、モバイル事業ではEBITDA2億円の目標を掲げていますが、直近の赤字決算により資本力が低下しており、収益性の安定化と改善が喫緊の課題となっています。

エヌジェイホールディングスは、ゲーム事業においては、ゲームコンテンツの企画・開発を通じた受注拡大とゲーム運営サポート分野の収益性向上に取り組んでいます。また、技術を活かした受注分野の拡大や新規領域への展開も試行しています。モバイル事業では、安定成長を目指し、周辺領域の事業機会の探索を継続しています。

同社は、ゲーム業界の競争激化やモバイル市場の変化に対応するため、ゲーム事業の収益性の安定化とモバイル事業の収益性の改善に重点を置いています。これには、営業体制の変更やリスク管理体制の強化、不採算店舗の撤退などが含まれます。また、財務基盤の改善にも取り組んでおり、運転資金の確保や財務体質の抜本的な改善を目指しています。

エヌジェイホールディングスは、中長期的な成長戦略として、人的資本の強化や新規事業及び周辺事業領域への進出、人材の確保及び採用力の強化にも注力しています。これらの取り組みを通じて、将来の収益力の向上を目指しています。