テレビ朝日ホールディングス【9409】 プライム(内国株式)

テレビ番組制作・放送、インターネット広告付動画配信、通信販売、音楽出版・イベント運営など多岐にわたる。

テレビ朝日ホールディングス【9409】 プライム(内国株式)

テレビ番組制作・放送、インターネット広告付動画配信、通信販売、音楽出版・イベント運営など多岐にわたる。

事業内容

テレビ朝日ホールディングスとそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業セグメントには、テレビ放送事業、インターネット事業、ショッピング事業、その他事業が含まれます。

テレビ放送事業では、テレビ朝日、BS朝日、CSワンテン、テレビ朝日映像などの子会社を通じて、テレビ番組の制作及び放送を行っています。これにより、幅広い視聴者に対してエンターテインメントや情報を提供しています。

インターネット事業では、テレビ朝日、テレビ朝日メディアプレックス、AbemaProductionなどの子会社が、インターネットを利用した広告付動画配信や動画配信コンテンツの制作、権利許諾などを手掛けています。これにより、デジタル化が進む現代においても、多様なコンテンツを提供しています。

ショッピング事業では、ロッピングライフ、イッティなどの子会社を通じて、テレビ通販番組やECサイトによる通信販売を展開しています。これにより、消費者に対して便利なショッピング体験を提供しています。

その他事業としては、音楽出版事業、イベント事業、機器販売・リース事業、出資映画事業などがあり、テレビ朝日、テレビ朝日ミュージック、テレビ朝日サービスなどの子会社がこれらを手掛けています。これらの事業を通じて、テレビ朝日ホールディングスはエンターテインメントの提供だけでなく、文化や生活にも貢献しています。

特集記事

経営方針

テレビ朝日ホールディングスは、放送の公共性と公益性を重視し、社会から求められる情報やコンテンツを提供することを経営の基本方針としています。同社グループは、デバイスの高機能化や人々のライフスタイルの変化など、急速に変わる経営環境に適応し、「新しい時代のテレビ局」への進化を目指しています。この目標を達成するために、2023年から2025年にかけての中期経営計画「BREAKOUT STATION!新しい時代のテレビ朝日 経営計画2023-2025」を策定しました。

この計画では、コンテンツの価値を最大化する360°戦略を推進し、以下の五つの戦略目標に注力しています。地上波戦略では、2025年度までに視聴率でトップを目指します。インターネット戦略では、ABEMAやTELASAなどを通じてコンテンツのオンライン展開を拡大し、収益を増やします。ショッピング戦略では、販路拡大とヒット商品創出による事業規模の拡大を目指します。メディアシティ戦略では、東京ドリームパークなどを活用し、増収を図ります。新領域開拓では、アニメ・ゲーム事業やメタバース事業など、新たなビジネス領域への挑戦を進めます。

これらの戦略目標を達成するため、同社グループはグループ全体で取り組むとともに、戦略投資を行い、成長の好循環を生み出す方針です。具体的には、戦略投資枠500億円を設定し、東京ドリームパークへの投資やIP開発に資する領域のM&Aなどを実施します。これにより、2025年度までに連結売上高3,300億円、営業利益200億円、経常利益250億円、親会社株主に帰属する当期純利益200億円の達成を目指します。

さらに、テレビ朝日ホールディングスは、サステナビリティ宣言やマテリアリティに基づき、持続可能な社会の実現にも積極的に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、同社は公共性や社会的責任を持つメディア企業として、良質なコンテンツの提供を続け、企業価値の向上を目指しています。