ニッコンホールディングス【9072】 プライム(内国株式)

運送、倉庫、梱包、テスト事業を中心に、通関業や車両整備、石油製品販売、不動産管理、廃棄物処理など多岐にわたるサービスを展開。

ニッコンホールディングス【9072】 プライム(内国株式)

運送、倉庫、梱包、テスト事業を中心に、通関業や車両整備、石油製品販売、不動産管理、廃棄物処理など多岐にわたるサービスを展開。

事業内容

ニッコンホールディングス及びその関係会社74社は、幅広い事業セグメントを展開しています。主要な事業には運送事業、倉庫事業、梱包事業、テスト事業があり、これらに加えて様々な附帯業務も手掛けています。

運送事業では、四輪・二輪の完成自動車や自動車部品、住宅設備、農業用機械などの輸送を行っており、このセグメントには日本梱包運輸倉庫株式会社を含む55社が関与しています。倉庫事業では、これらの商品の保管を担当し、27社がこの業務に従事しています。

梱包事業は、流通加工や自動車部品の納入代行、輸出梱包などを提供し、ニッコンホールディングスを含む35社が関わっています。テスト事業では、自動車や農業用機械のテストを行い、株式会社オートテクニックジャパンを含む5社がこのセグメントに参加しています。

その他の事業としては、通関業、車両の修理及び整備、石油製品の販売、損害保険代理店業、不動産の売買や賃貸及び仲介管理、廃棄物の処理と収集、発電及び売電など多岐にわたるサービスを提供しており、これらには28社が関与しています。

ニッコンホールディングスグループは、これらの事業を通じて、多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。

経営方針

ニッコンホールディングスは、地球的視野に立ち、ビジネスロジスティクスを通じて「共有できる歓び」「共感し得る価値」「共生したる環境」を創造し、社会の繁栄に貢献することを基本理念としています。同社は、健全な事業活動を通じて、お客様、株主、地域社会に対し企業責任を果たし、国家・地域社会の発展に寄与しています。

経済環境の不透明さの中、ニッコンホールディングスは、主要取引先の事業計画に応じた設備投資を着実に実施し、新規営業所や倉庫の立ち上げを通じて、アフターコロナの市況回復に備えています。これにより、需要の回復に応じたゆるやかながらも確実な業績の積み上げが図られています。

将来に向けて、ニッコンホールディングスは、全国レベルでの物流サービスのワンストップ提供という強みを活かし、サービス軸、グループ企業軸、地域軸のクロスセルを最大限に活用し、さらなる成長を目指しています。また、ESGへの取り組みとして、人的資本経営、ドライバー不足の問題解決、CO2削減など、多くの課題に対して、女性活躍の促進、モーダルシフトや環境配慮車の導入、自家消費用太陽光パネルの設置、省人化に向けたシステム化・ロボット化の促進など、積極的なチャレンジを続けています。

これらの戦略は、ニッコンホールディングスが多岐にわたる事業セグメントを展開する中で、持続可能な成長と社会への貢献を目指す基盤となっています。