近鉄グループホールディングス【9041】 プライム(内国株式)

運輸(近畿日本鉄道㈱、近鉄バスホールディングス㈱など)、不動産(近鉄不動産㈱)、国際物流(㈱近鉄エクスプレス)、流通(㈱近鉄百貨店)、ホテル・レジャー(㈱近鉄・都ホテルズ)、その他(㈱サカエ)の事業を展開。

近鉄グループホールディングス【9041】 プライム(内国株式)

運輸(近畿日本鉄道㈱、近鉄バスホールディングス㈱など)、不動産(近鉄不動産㈱)、国際物流(㈱近鉄エクスプレス)、流通(㈱近鉄百貨店)、ホテル・レジャー(㈱近鉄・都ホテルズ)、その他(㈱サカエ)の事業を展開。

事業内容

近鉄グループホールディングスは、多岐にわたる事業セグメントを有しています。主要な事業内容としては、運輸、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャー、その他の事業が挙げられます。

運輸セグメントでは、近畿日本鉄道株式会社を中心に、バス事業(近鉄バスホールディングス株式会社など)、タクシー業(近鉄タクシーホールディングス株式会社など)、鉄道施設整備業(近鉄技術ホールディングス株式会社など)、その他運輸関連事業(株式会社アド近鉄など)を展開しています。

不動産セグメントでは、近鉄不動産株式会社が不動産販売業、不動産賃貸業、不動産管理業を手掛けています。

国際物流セグメントにおいては、株式会社近鉄エクスプレスが航空貨物輸送事業、海上貨物輸送事業、ロジスティクス事業を提供しており、APL Logistics Ltdも同様のサービスを提供しています。

流通セグメントでは、株式会社近鉄百貨店が百貨店業を、近鉄リテールホールディングス株式会社や株式会社近商ストアがストア・飲食業を展開しています。

ホテル・レジャーセグメントでは、株式会社近鉄・都ホテルズやKINTETSU ENTERPRISES CO.OF AMERICAがホテル業を、KNT-CTホールディングス株式会社やクラブツーリズム株式会社が旅行業を、株式会社きんえいが映画業を、株式会社海遊館が水族館業を行っています。

その他の事業としては、株式会社サカエや近鉄ケーブルネットワーク株式会社、近鉄情報システム株式会社、近鉄保険サービス株式会社が含まれます。

これらの事業を通じて、近鉄グループホールディングスは幅広い分野でサービスを提供しており、多様なニーズに応える企業グループとして活動しています。

経営方針

近鉄グループホールディングスは、経営理念「「いつも」を支え、「いつも以上」を創ります。」のもと、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、鉄道、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャーなどのセグメントを通じて、社会に貢献し、持続的な成長を目指しています。サステナビリティを重視し、社会課題の解決に努めることで、多様なステークホルダーと共創による豊かな社会の実現を目指しています。

中長期的な経営戦略として、同社は事業ポートフォリオの変革を進め、アフターコロナ社会に対応するため各事業の充実・強化に取り組んでいます。具体的には、運輸セグメントでは安全で快適な輸送サービスの提供、不動産セグメントではマンション分譲事業の推進や再開発事業によるまちづくり、国際物流セグメントではグローバル物量の拡大とグローバル仕入れ機能の強化、流通セグメントでは百貨店の改装や地域中核店の変革、ホテル・レジャーセグメントでは事業展開の二軸化とオペレーション力の向上を図っています。

これらの施策を通じて、同社は収益向上と財務内容の改善を目指し、「近鉄グループ中期経営計画2024」における目標経営指標の達成を目指しています。目標としては、営業利益860億円以上、純有利子負債1兆700億円未満、純有利子負債/EBITDA倍率7.0倍程度、自己資本比率21%以上を掲げています。これらの取り組みを通じて、同社は持続可能な成長を追求し、多様なステークホルダーとの共創による豊かな社会の実現に貢献していく方針です。