ゼロ【9028】 スタンダード(内国株式)

自動車関連事業、ヒューマンリソース、一般貨物運送、海外関連事業を展開、自動車の製造・流通・販売、人材派遣、物流サービスなどを手掛ける。

ゼロ【9028】 スタンダード(内国株式)

自動車関連事業、ヒューマンリソース、一般貨物運送、海外関連事業を展開、自動車の製造・流通・販売、人材派遣、物流サービスなどを手掛ける。

事業内容

ゼログループは、2023年6月30日現在、ゼロ株式会社および19の子会社、4つの共同支配企業で構成されています。このグループは、国内自動車関連事業、ヒューマンリソース事業、一般貨物事業、海外関連事業の4つの報告セグメントに分類されています。

国内自動車関連事業では、ゼロ株式会社をはじめ、ゼロ・プラス関東、ゼロ・プラス九州など複数の企業が自動車の製造・流通・販売に関わっています。ヒューマンリソース事業では、ジャパン・リリーフ株式会社を含む5社が人材派遣や人材紹介などを手がけています。

一般貨物事業においては、ゼロ株式会社や苅田港海陸運送株式会社、九倉株式会社などが物流サービスを提供しており、海外関連事業では、ゼロ株式会社やワールドウインドウズ株式会社、陸友物流有限公司などが海外での物流やサービス展開を行っています。

ゼログループは、タンチョンインターナショナルリミテッドグループの一員として、シンガポール、香港、中国、タイなどアジア地域を中心に、自動車、産業機械、不動産、金融など幅広い領域で事業を展開しており、香港証券取引所に上場しています。これらの事業セグメントを通じて、ゼログループは多岐にわたるサービスを提供し、幅広い顧客ニーズに応えています。

経営方針

ゼロ株式会社およびそのグループ企業は、品質を企業理念の核とし、「安全で良質な輸送・サービス」の提供を通じて社会の発展に貢献することを経営の基本方針としています。同社は、経営品質、人的資本、業務品質、輸送品質の向上を活動の基本とし、持続的な成長を目指しています。そのために、既存ビジネスの拡大と新規事業や新サービスの創出、さらにはM&Aを選択肢として新しい事業領域への展開を推進しています。

中期経営計画では、売上収益1,000億円以上および5%以上の営業利益率を目標に掲げ、資本コストを意識した経営指標を新たに定めています。同社グループは、輸送改革の推進、働き方改革の推進、国内自動車周辺事業の拡大、ヒューマンリソース事業・一般貨物事業の拡大、海外関連事業の拡大という5つの重点領域に取り組んでいます。

輸送改革では、輸送デジタル化による効率化やコスト管理の徹底を図り、働き方改革では、業務の簡素化や自動化を進め、従業員満足度の向上を目指しています。また、国内自動車周辺事業やヒューマンリソース事業、一般貨物事業の拡大を通じて、事業ポートフォリオの多様化を図ります。さらに、海外関連事業では、中国やASEAN諸国での事業拡大を進めています。

これらの戦略を通じて、ゼログループは、社会、お客様、株主から継続的に信頼を得られる企業グループを目指しています。