サンネクスタグループ【8945】 スタンダード(内国株式)

社宅マネジメント事業では社宅管理事務代行、コスト削減・業務効率化サービス、マンションマネジメント事業では施設管理、修繕工事、インキュベーション事業では見守りセキュリティ、保険代理店サービスを展開。

サンネクスタグループ【8945】 スタンダード(内国株式)

社宅マネジメント事業では社宅管理事務代行、コスト削減・業務効率化サービス、マンションマネジメント事業では施設管理、修繕工事、インキュベーション事業では見守りセキュリティ、保険代理店サービスを展開。

事業内容

サンネクスタグループは、複数の事業セグメントを通じて幅広いサービスを提供しています。同社グループは、サンネクスタ及び連結子会社4社で構成され、特定上場会社等に該当します。

まず、社宅マネジメント事業では、日本社宅サービス株式会社を通じて、顧客企業の社宅・寮及び駐車場の管理業務をアウトソーシングするサービスを提供しています。これには、借上社宅物件の紹介、契約・入居手続き、家賃の支払い、退去時の原状回復費用のチェックなどが含まれます。また、管理部門向けのコスト削減・業務効率化サービスや住宅制度コンサルテーションサービスも手がけています。

次に、マンションマネジメント事業では、クラシテ株式会社およびクラシテ不動産株式会社が、分譲マンションを中心に施設管理と修繕工事のトータルマネジメントサービスを提供しています。管理組合との管理受託契約に基づく管理棟数及び管理戸数をベースに、修繕工事等の付帯サービスを通じて売上を伸ばしています。

最後に、インキュベーション事業では、株式会社スリーSを含む複数の企業が、住まいを管理する事業者向けのサービスプラットフォームを提供しています。24時間コールセンターサービス、防犯・防災・警備及び安全に関するシステムや設備のセキュアサポートサービス、保険代理店サービスなどが含まれます。また、新サービスの研究・開発にも力を入れています。

これらの事業を通じて、サンネクスタグループは顧客企業のニーズに応える多様なサービスを展開しています。

経営方針

サンネクスタグループは、社会に貢献する新たな価値の創造をミッションに掲げ、中長期的な成長戦略を推進しています。同社は、事業規模の拡大と人材強化を基本方針とし、経営環境の変化に対応するための収益構造の変革に取り組んでいます。具体的な目標として、「NEXT STANDARD 2025」を掲げ、2025年6月期に時価総額250億円を超える企業集団を目指しています。このビジョンの下、社宅マネジメント分野とマンションマネジメント分野を基盤事業と位置づけ、新規事業の推進にも力を入れています。

中期経営計画では、2020年7月から2025年6月期までの5年間を対象に、アウトソーシングを通じて人の暮らしを豊かにする企業集団への変革を目指しています。これには、顧客のニーズを先取りした製品やサービスの提供、ICTを活用したサービスの運営、およびグループシナジーの結集による新しい事業基盤の創出が含まれます。

サンネクスタグループは、継続的かつ安定的な成長、ICTの活用によるサービスの変革と生産性の向上、そしてグループシナジーの結集による新しい基盤事業の創出を共通の課題として認識し、これらに取り組んでいます。これらの戦略的取り組みを通じて、同社は唯一無二の企業集団への成長を目指しています。