クシム【2345】 スタンダード(内国株式)

ブロックチェーン技術を活用したサービス・プロダクトの社会実装を推進するブロックチェーンサービス事業、IT技術やノーコード・ローコード技術を用いたDX推進支援のシステムエンジニアリング事業、投融資事業及び各種コンサルティングを行うインキュベーション事業。

クシム【2345】 スタンダード(内国株式)

ブロックチェーン技術を活用したサービス・プロダクトの社会実装を推進するブロックチェーンサービス事業、IT技術やノーコード・ローコード技術を用いたDX推進支援のシステムエンジニアリング事業、投融資事業及び各種コンサルティングを行うインキュベーション事業。

事業内容

クシムは、ブロックチェーン技術の社会実装を推進し、その普及に貢献することを企業理念として掲げています。同社グループは、クシム及び連結子会社7社で構成され、2030年までの長期構想「ブロックチェーンサービスカンパニー構想」を基に事業を展開しています。中核セグメントである「ブロックチェーンサービス事業」では、ブロックチェーン技術を活用したサービスやプロダクトの開発に注力しています。

具体的には、2022年3月にはWeb3スタートアップ企業であるチューリンガム株式会社を連結子会社化し、トークン発行プロジェクトの契約獲得や、国内外の暗号資産交換所でのInitial Exchange Offering(IEO)の支援を行っています。また、2023年10月31日には株式会社カイカエクスチェンジホールディングス(後の株式会社ZEDホールディングス)を取得し、日本で最も歴史のある暗号資産交換所「Zaif」の運営を手掛けています。

「システムエンジニアリング事業」では、株式会社クシムソフトがSESサービス事業やシステムの受託開発事業を展開しており、DX推進や顧客システム開発の支援、エンジニア派遣事業などを行っています。また、AIやブロックチェーンを活用したシステムの開発や運用保守も提供しています。

「インキュベーション事業」では、投融資事業や各種コンサルティングを行い、株式会社クシムインサイトや株式会社クシムソフト、株式会社web3テクノロジーズ、株式会社Web3キャピタル(旧株式会社カイカキャピタル)を通じて、新たな技術やビジネスモデルの育成に取り組んでいます。

これらの事業を通じて、クシムはブロックチェーン技術の社会実装と普及に貢献し、長期的な成長を目指しています。

特集記事

経営方針

クシムは、ブロックチェーン技術を核とした成長戦略を推進しています。同社は、1997年の創業以来、ITエンジニアの研修育成と成長環境の提供を行い、IT業界の社会課題解決に取り組んできました。昨今のグローバル化、デジタル化、IT技術の高度化を背景に、2030年までの長期構想「ブロックチェーンサービスカンパニー構想」を策定。この構想に基づき、ブロックチェーン技術領域におけるサービスカンパニーへの事業ドメイン転換を目指しています。

同社は、ブロックチェーン技術を活用したサービス・プロダクトの社会実装を推進し、その普及に貢献することで、様々な社会的問題の解決に取り組んでいます。また、収益力の大幅向上と業態のトランスフォームを加速させる方針です。経営環境の変化に対応し、ブロックチェーン技術に対する社会的認知の高まりとマーケットの成長への期待を背景に、多方面の業界・業種への展開を行っています。

クシムグループは、売上高の拡大と安定した収益基盤の確立、人材の育成、連結子会社・連結孫会社の管理部門の強化、ガバナンス及び内部管理体制の強化に重点を置いています。これらの取り組みを通じて、持続的な収益体質の確立と企業価値の向上、継続的に安定した成長を目指しています。

具体的な事業展開としては、Web3スタートアップ企業の連結子会社化や、国内外の暗号資産交換所での支援、システムエンジニアリング事業におけるDX推進やエンジニア派遣事業、インキュベーション事業における投融資事業やコンサルティングなど、多岐にわたる活動を行っています。これらの事業を通じて、クシムはブロックチェーン技術の社会実装と普及に貢献し、長期的な成長を目指しています。