RISE【8836】 スタンダード(内国株式)

不動産事業を展開し、収益不動産売買、不動産賃貸、不動産管理を手がける。

RISE【8836】 スタンダード(内国株式)

不動産事業を展開し、収益不動産売買、不動産賃貸、不動産管理を手がける。

事業内容

RISE株式会社とそのグループ企業は、親会社であるヨウテイホールディングス合同会社と連結子会社のFREアセットマネジメント株式会社を含む企業群で構成されています。同社グループは、不動産事業を主軸に展開しており、その事業内容は大きく三つに分けられます。

まず、収益不動産の売買に関わる事業を行っています。このセグメントでは、投資目的での不動産の売買をサポートし、顧客の資産価値の最大化を目指しています。次に、不動産賃貸事業があります。ここでは、所有する不動産を活用し、安定した収益を生み出すための賃貸サービスを提供しています。最後に、不動産管理事業が挙げられます。この事業では、不動産の価値を維持・向上させるための管理業務を行い、オーナーに代わって物件の運営を効率的に行っています。

RISEグループはこれらの事業を通じて、不動産市場における多様なニーズに応え、顧客に対して高品質なサービスを提供していることが特徴です。

経営方針

RISE株式会社とそのグループ企業は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大という未曽有の経営環境下でも、恒常的な黒字体質への転換を目指しています。同社グループは、不動産賃貸事業と不動産管理事業を主軸に展開しており、法人企業向けの遊技場施設や社員寮施設の賃貸を行っています。経済環境の変化や新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けるリスクを抱えつつも、賃貸先の経営環境情報を収集し、迅速な対応を進める方針です。

不動産管理受託事業では、リノベーション工事や老朽化した建物の更新・修繕を積極的に提案し、空室期間の短縮と稼働率向上に努めています。今後は、管理受託物件数の増加に対応できるよう組織体制の構築を進める予定です。

さらに、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場への移行を果たしたものの、上場維持基準の一部を満たさない状況に直面しています。これに対し、利益向上の取り組み、ガバナンスおよび内部統制の強化、IR活動の活性化を三本柱として、上場維持基準への適合と業績向上に取り組む計画を推進しています。

RISEグループは、収益不動産の売買、不動産賃貸、不動産管理という三つの事業セグメントを通じて、不動産市場の多様なニーズに応え、高品質なサービス提供を目指しています。同社は、これらの成長戦略と事業展開を踏まえ、不動産業界における持続可能な成長を目指しています。