アイザワ証券グループ【8708】 プライム(内国株式)

証券事業、投資事業、運用事業、金融商品仲介事業を柱に、連結子会社6社で構成される事業グループ。

アイザワ証券グループ【8708】 プライム(内国株式)

証券事業、投資事業、運用事業、金融商品仲介事業を柱に、連結子会社6社で構成される事業グループ。

事業内容

アイザワ証券グループは、証券事業、投資事業、運用事業、金融商品仲介事業を主軸に展開している金融サービスグループです。同社グループは、これらの事業を通じて、幅広い金融サービスを提供しています。具体的には、証券取引の仲介、投資ファンドの組成・運用、資産運用のアドバイス、さらには金融商品の仲介など、多岐にわたるサービスを手がけています。

同社グループは、連結子会社6社を中心に構成されており、それぞれの事業領域で専門性を発揮しています。また、注記によると、Ariake Secondary Fund Ⅲ LPへの出資を行ったことで、その範囲も連結対象に含まれていることが明らかにされています。一方で、ライフデザインパートナーズ株式会社及びJapan Securities Co.,Ltd.は、非連結子会社として位置づけられており、持分法非適用会社とされています。

このように、アイザワ証券グループは、証券、投資、運用、金融商品仲介という4つの主要事業を軸に、顧客に対して多角的な金融サービスを提供している点が特徴です。同社グループの事業構成は、金融市場における多様なニーズに応えるためのものであり、その経営戦略は、幅広い金融サービスを通じて顧客の資産形成をサポートすることにあります。

経営方針

アイザワ証券グループは、2021年10月に持株会社体制への移行を果たし、経営理念「より多くの人に証券投資を通じより豊かな生活を提供する」を掲げています。同社は、人生100年時代における資産形成の必要性に対応し、「Hope Courier(希望の宅配人)」として、中間層の生活の不安を解消し、希望に満ちた未来を創造することをミッションとしています。

中期経営計画「Define Next 100 ~もっとお客様のために~」では、2024年度までの具体的な計数目標を設定。自己資本当期純利益率(ROE)8%以上、固定費カバー率50%以上、投資資産残高450億円、セカンダリーファンド運用残高100億円、預り資産2兆円以上を目指しています。また、人的資源の強化として、新規・中途採用の増加や女性採用比率30%以上、3年目離職率15%未満を目標に掲げています。

同社グループは、顧客本位の業務運営を徹底し、ブローカレッジビジネスから資産形成ビジネスへのシフト、プラットフォームビジネスの拡大、グループ連携の強化を推進しています。これらの施策は、顧客の資産形成を支援し、中長期的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指すものです。

サステナブルな未来の実現に向けて、気候変動への対応や地方創生・地域活性化、金融リテラシー教育などの地域社会への貢献を重点施策としています。これらの取り組みを通じて、アイザワ証券グループは、成長性のある企業の資金調達や個人の資産形成を支え、社会に貢献することで、サステナブルな未来の実現を目指しています。