NJS【2325】 プライム(内国株式)

国内外で上下水道のインフラコンサルティングやソフトウェア開発、防災対策、環境アセスメント、不動産管理などを手がける水と環境のソリューションパートナー。

NJS【2325】 プライム(内国株式)

国内外で上下水道のインフラコンサルティングやソフトウェア開発、防災対策、環境アセスメント、不動産管理などを手がける水と環境のソリューションパートナー。

事業内容

NJSは、水と環境に関するソリューションを提供する企業グループです。国内外で上水道、下水道、環境関連の業務を展開しています。NJSは、11の子会社と2つの関連会社、1つのその他の関係会社で構成されています。

NJSの事業セグメントは、国内業務と海外業務の2つに分かれています。国内業務では、NJS株式会社や水道アセットサービス株式会社などが、インフラのライフサイクルを通じたコンサルティングやソフトウェアの開発・提供を行っています。また、調査・設計・施工管理、経営コンサルティング、防災減災対策、環境計画、環境アセスメントなども手がけています。

海外業務では、NJS USA Inc.やNJS ENGINEERS INDIA PVT.LTD.などが、上下水道の海外コンサルティング事業を展開しています。これにより、NJSはグローバルな視点で水と環境に関する課題に取り組んでいます。

さらに、NJSは不動産の賃貸、売買、管理も行っています。これにより、幅広い事業領域でのサービス提供を実現しています。NJSは、企業会計移行や官民連携サービス、経営改善支援なども提供し、顧客の多様なニーズに応えています。

経営方針

NJSは、1951年の創設以来、水と環境に関するコンサルタントビジネスを展開してきました。同社のパーパスは「健全な水と環境を次世代に引き継ぐ」であり、豊かで安全な社会の創造を目指しています。グローバル化とデジタル化に対応し、「水と環境のConsulting & Software」を掲げ、ソフトウェアや関連システムの開発を推進しています。

NJSは、2024年2月に公表予定の中期経営計画で、2026年度の売上高を250.0億円、営業利益を25.0億円、親会社株主に帰属する当期純利益を17.0億円とする目標を掲げています。これにより、企業価値の向上を図り、持続可能な成長を目指しています。

同社は、地球環境の変化や地域社会の変化に対応し、水インフラの老朽化対策を進めています。オペレーションカンパニーへの転換を目指し、オペレーションビジネスの創出・拡大とコンサルティングビジネスの強化を図っています。また、DXの導入や官民連携による事業効率化を推進しています。

地域と環境の課題解決を通じて、水インフラの社会的価値を高めることを目指しています。防災・減災の推進や地域の価値創造、まちづくりを進めることで、地域の安全と環境保全に貢献しています。さらに、海外市場の拡充にも力を入れ、新興国でのインフラ開発支援を進めています。

NJSは、ソフトウェアの強化や地域事務所の機能強化を通じて、インフラ管理の効率化とカスタマーサービスの向上を図っています。人的資本の強化やコーポレートガバナンスの推進も行い、持続可能な企業活動を目指しています。これにより、社会的価値の向上と環境負荷の削減を実現しています。