オークワ【8217】 プライム(内国株式)

スーパーマーケットのチェーン展開、農産物の加工・配送・卸売、書籍・DVD販売、外食店・施設管理・クリーニング事業。

オークワ【8217】 プライム(内国株式)

スーパーマーケットのチェーン展開、農産物の加工・配送・卸売、書籍・DVD販売、外食店・施設管理・クリーニング事業。

事業内容

オークワ株式会社とそのグループ企業は、主に小売業を中心に事業を展開しています。具体的には、オークワ自体がスーパーマーケットのチェーン展開を行っており、その傘下にはさまざまな関連事業を持つ子会社が存在します。例えば、株式会社サンライズは農産物の加工及び配送業務を、和歌山大同青果株式会社は農産物の卸売業をそれぞれ手掛けています。また、株式会社オー・エンターテイメントは書籍やDVDの販売、レンタルサービスのほか、シネマコンプレックスやスポーツジム、進学塾の経営を行っており、これらのサービスはオークワの店舗内にも展開されています。

その他の事業として、株式会社オークフーズは外食店のチェーン展開を、株式会社リテールバックオフィスサポートは施設管理業務の受託を、そして株式会社マミーはクリーニング事業のチェーン展開をそれぞれ行っており、これらもオークワの店舗内でサービスを提供しています。

オークワグループは、これらの多岐にわたる事業を通じて、小売業を核としながらも、顧客の日常生活に密接に関わる多様なサービスを提供しています。各子会社の特色を活かした事業展開により、オークワは地域社会における生活の質の向上に貢献しています。

経営方針

オークワ株式会社は、スーパーマーケットを中心に、外食事業などを含む多角的な事業展開を行っています。同社は、「わが社の成長発展が社会への大きな貢献となる」という経営理念のもと、お客様のニーズに合った商品・サービスの提供を通じて、豊かなライフスタイルの実現に貢献することを目指しています。経営指標としては、収益力、資本効率、財務基盤の安定性を重視し、営業収益経常利益率3%を目標に掲げています。

新中期経営計画では、「変わらぬ想いで、変わり続けるスーパーマーケット」というビジョンを掲げ、オークワらしさを追求しつつ、お客様ニーズに即した商品・サービスの提供に重点を置いています。具体的な重点施策としては、店舗戦略、商品戦略、労務戦略、デジタル推進、サステナビリティ経営、コーポレートガバナンス体制の強化が挙げられます。これらの施策を通じて、持続的・安定的な経営の確立と企業価値向上を目指しています。

店舗戦略では、既存店舗の大規模改装の継続や新フォーマットへの挑戦、地域に応じた出店戦略を展開しています。商品戦略では、自社ブランド商品の拡充や、こだわり・健康・環境に配慮した商品開発に注力しています。労務戦略では、生産性向上や従業員教育の推進、職場環境の整備に取り組んでいます。デジタル推進では、キャッシュレス対応や自動発注の精度向上など、効率化と顧客サービスの向上を目指しています。サステナビリティ経営では、社会貢献活動の拡充や環境対策に力を入れています。

これらの取り組みを通じて、オークワは2025年2月期に向けて、営業収益2,700億円、経常利益65億円を目標に掲げ、多様化するお客様ニーズへの対応や食の安全安心の提供、豊かな生活の実現に向けて、変化するライフスタイルに対応できる商品・サービスの提供に引き続き取り組んでいます。