ロイヤルホールディングス【8179】 プライム(内国株式)

外食事業では「ロイヤルホスト」や「てんや」、ホテル事業では「リッチモンドホテル」、食品事業では「ロイヤルデリ」などを展開する企業。

ロイヤルホールディングス【8179】 プライム(内国株式)

外食事業では「ロイヤルホスト」や「てんや」、ホテル事業では「リッチモンドホテル」、食品事業では「ロイヤルデリ」などを展開する企業。

事業内容

ロイヤルホールディングスは、外食事業、コントラクト事業、ホテル事業、食品事業の4つの主要な事業セグメントを展開しています。これらの事業は、同社およびその子会社7社、関連会社5社によって運営されています。

外食事業では、ロイヤルホールディングスの子会社であるロイヤルフードサービス株式会社やRoyal Food Services(Singapore) Pte.Ltd.が、レストラン「ロイヤルホスト」、天丼・天ぷら専門店「てんや」、サラダバー&グリル「シズラー」、ピザレストラン「シェーキーズ」など、多様な飲食業態を展開しています。

コントラクト事業は、ロイヤルコントラクトサービス株式会社が担当し、空港ターミナルビルや高速道路サービスエリア、オフィスビル、医療介護施設などで、立地特性に合わせた飲食業態を提供しています。これにより、法人からの委託を受けた多様なサービスを展開しています。

ホテル事業では、子会社アールエヌティーホテルズ株式会社と関連会社ケイ・アンド・アール・ホテルデベロップメント株式会社が「リッチモンドホテル」を全国に展開しています。これにより、宿泊施設の提供を通じて、顧客に快適な滞在を提供しています。

食品事業は、ロイヤル株式会社が主に担当し、同社グループの各事業における食品製造、購買、物流業務を担っています。また、グループ外企業向けの「業務食」や家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」の製造も行っています。

その他の事業として、関連会社双日ロイヤルインフライトケイタリング株式会社やジャルロイヤルケータリング株式会社が機内食事業を行っています。また、ロイヤルホールディングスは不動産賃貸事業も展開しています。これにより、多角的な事業展開を実現しています。

経営方針

ロイヤルホールディングスは、経営ビジョン2035のもとで「食とホスピタリティで、地域と社会を笑顔にする」を掲げています。このビジョンを実現するために、同社は中期経営計画2025~2027を策定し、「変革から成長、そして飛躍へ」を基本方針としています。

この計画の中で、ロイヤルホールディングスは「ブランド戦略」「グローバル戦略」「サステナビリティ戦略」「人材戦略」の4つの全社戦略を推進しています。ブランド戦略では、ロイヤルグループブランドの確立と個々のブランドの進化を目指しています。

グローバル戦略では、グローバル人材の採用・育成や海外での直営事業とフランチャイズ事業の成長を追求しています。また、国内におけるインバウンド需要の獲得にも注力しています。サステナビリティ戦略では、基盤の整備と地域・社会との価値創造を推進しています。

人材戦略では、人的資本投資の推進と企業風土の変革を図っています。これらの戦略に加え、財務規律を維持しつつ、収益性と資本効率性の向上を意識した事業運営を行い、長期的かつ安定的に企業価値を向上させることを目指しています。

最終的な目標として、2027年までに売上高1,875億円、経常利益100億円、EPS135円、自己資本比率40%、ROE12%を達成することを掲げています。これにより、あらゆるステークホルダーから選ばれる企業を目指しています。