ヤマトインターナショナル【8127】 スタンダード(内国株式)

カジュアルウェアの製造販売と不動産賃貸を手がける、カットソーニットや布帛シャツ等のアパレルと物流、不動産管理。

ヤマトインターナショナル【8127】 スタンダード(内国株式)

カジュアルウェアの製造販売と不動産賃貸を手がける、カットソーニットや布帛シャツ等のアパレルと物流、不動産管理。

事業内容

ヤマトインターナショナル株式会社とその連結子会社1社は、繊維製品の製造販売業と不動産賃貸事業を展開しています。同社は、カジュアルウェアを中心に、カットソーニット、布帛シャツ、横編セーター、アウター、ボトム、その他小物雑貨などの製造・販売を手掛けており、これらに関連する事業も営んでいます。

子会社であるヤマトファッションサービス株式会社は、ヤマトインターナショナルの商品の仕入先からの入荷、得意先への出荷、在庫管理などの物流業務を受託しています。これにより、同社グループはアパレル製品の製造から物流までを一貫して提供しています。

また、ヤマトインターナショナルは不動産賃貸事業も行っており、自社物件を有効活用しています。これにより、同社は繊維製品製造販売業と不動産賃貸の二つの事業セグメントを持つ企業グループとして、多角的なビジネスを展開しています。

経営方針

ヤマトインターナショナルは、中期経営計画「Yamato 2026」を軸に、持続的な成長を目指しています。同社は、顧客起点の原点に立ち返り、「ものを創り 人を創り お客様と共に心豊かな毎日を創る」というミッションのもと、真のブランド創りを追求しています。変化する時代や市場のニーズに応えるため、高品質な商品の提供を継続しつつ、顧客の多様化する価値観に対応する新しいスタイルの提案に注力しています。

経営指標としては、株主資本の効率的運用と収益性の追求を目指し、ROE(自己資本当期純利益率)の向上に取り組んでいます。また、同社は、オリジナルブランド「クロコダイル」の60周年を迎え、ブランドの活性化と顧客満足度向上に努めています。さらに、機能服ブランド「CITERA(シテラ)」や、米国発の「Penfield(ペンフィールド)」、ハワイ発の「Lightning Bolt(ライトニングボルト)」など、他ブランドの認知度向上と価値拡大にも力を入れています。

事業上及び財務上の課題としては、資源価格の高騰や円安による物価上昇、新型コロナウイルス感染症の影響など、不透明な経営環境に対応する必要があります。これらの課題に対処するため、同社は収益率を高める分野、売上を伸長させる分野、将来の成長基盤を確立する分野に焦点を当て、各分野の課題解決と指標達成を通じて企業価値、ブランド価値、提供価値の「価値拡大」を目指しています。

ヤマトインターナショナルは、これらの戦略を基に、次世代の潜在顧客を獲得し、真のブランドへと成長することを目標に掲げています。