川辺【8123】 スタンダード(内国株式)

ハンカチーフ、スカーフ、マフラー、タオル、雑貨の直営店舗・卸売業、香水の直営店舗・卸売業を展開。

川辺【8123】 スタンダード(内国株式)

ハンカチーフ、スカーフ、マフラー、タオル、雑貨の直営店舗・卸売業、香水の直営店舗・卸売業を展開。

事業内容

川辺株式会社とそのグループ企業は、身の回り品事業とフレグランス事業を中心に展開しています。川辺株式会社自体は、ハンカチーフ、スカーフ、マフラー、タオル、雑貨などの直営店舗および卸売業を行っており、また香水の直営店舗及び卸売業も手掛けています。

親会社である一広株式会社は、川辺株式会社の身の回り品事業向けにタオルを製造し、販売しています。子会社のレインボーワールド株式会社は、ハンカチーフやスカーフの捺染製造を行い、株式会社ソルティーはハンカチーフ、スカーフ、タオル、雑貨の製造を担当し、これらを川辺株式会社に供給しています。さらに、川辺(上海)商貿有限公司は、ハンカチーフや雑貨の卸売りを行っており、中国市場での事業展開も行っています。

このように、川辺株式会社グループは、製造から販売まで一貫して関わることで、身の回り品からフレグランス製品に至るまで、幅広い商品を提供しています。各社が特定の製品群に特化することで、効率的な生産体制と市場への迅速な供給を実現しています。

経営方針

川辺株式会社は、中期経営計画「2023 NEXT」を推進しており、その核心には「すべての中心は心。心を動かす企業になる」というスローガンがあります。同社は、顧客第一主義を経営の根幹とし、「革新」的な発想に則った企業活動を通じて、社会に貢献することを目指しています。経営ビジョンとしては、人と人の繋がりを大切にするコト提案型企業を目指しています。

川辺の成長戦略は、グループ全体で連携したモノ作りと販売に重点を置いています。この戦略の目的は、「新しいモノ作り」、「新規販路開拓」、「生産性向上」、「収益確保」の4点に集約されます。また、フレグランス事業においても攻めの姿勢を見せ、デジタル強化とマーケティング強化を支えとしています。

具体的な重点戦略としては、既存事業の再生と成長、プリント工場を活かしたモノ作りと販売、OMO強化によるシームレスな顧客とのコミュニケーション実現、フレグランスの強化が挙げられます。これらの戦略は、顧客の拡張と価値の拡張を軸に、個別ではなく全て関連性を持った戦略として展開されます。

全社戦略としては、成長を支える基盤強化に注力しており、人財育成、挑戦しやすい環境整備、成長投資、キャッシュフロー強化、ガバナンス・コードの強化を進めています。これらの戦略を通じて、川辺は安定収益構造の確立を図り、持続可能な成長を目指しています。