セーラー万年筆【7992】 スタンダード(内国株式)

文具の製造販売とロボットの設計・製造・販売を手がけ、国内外での営業活動を展開する企業。

セーラー万年筆【7992】 スタンダード(内国株式)

文具の製造販売とロボットの設計・製造・販売を手がけ、国内外での営業活動を展開する企業。

事業内容

セーラー万年筆は、2022年5月23日にプラス株式会社の子会社となり、プラスグループの一員として活動しています。同社は、文具とロボットの製造販売を主な事業としています。

文具事業では、特に筆記具関連の製造販売を行っています。国内の文具営業は、プラス株式会社の子会社であるコーラス株式会社に委託しています。また、海外市場向けには、連結子会社のSailor Pen Europe SASが販売を担当しています。

ロボット事業では、プラスチック射出成形品用の自動取出ロボットや、特注の自動化装置を設計、製造、販売しています。これには、二次、三次工程の自動化やストック装置、工場のFA化システムなどが含まれます。海外販売は、連結子会社のTHE SAILOR(THAILAND)CO.,LTD.が担当しています。

経営方針

セーラー万年筆は、プラス株式会社の子会社として、文具とロボット機器の製造販売を行っています。同社は、創業者の理念である「文化の発展に貢献する万年筆をつくる」を基に、独自のものづくり思想を掲げています。特に、21金の技術を活かした万年筆のリブランディングを進め、国内外での市場拡大を目指しています。

同社は、プラスグループとの協業を通じて、文具事業の強化を図っています。新型のステンレスペン先万年筆「TUZUアジャスト万年筆」を投入し、幅広い顧客層へのアプローチを強化しています。また、新開発インクを用いたクリエイティブマーカーの市場投入を計画し、書く領域から描く領域への拡大を目指しています。

ロボット機器事業では、米国市場での営業体制を強化し、製造ライン自動化需要に対応しています。新型取出ロボットの開発やIoT技術の活用を進め、製品の競争力を高めています。これにより、顧客の生産性向上を支援し、収益性の向上を図っています。

セーラー万年筆は、プラスグループとの連携を深め、効率的な営業活動を推進しています。国内外でのブランドシェア拡大を目指し、製造の効率化によるコストダウンを図っています。これにより、業績の回復と企業価値の向上を目指しています。