立川ブラインド工業【7989】 プライム(内国株式)

室内外装関連製品の製造販売や設計施工、機械式立体駐車装置の製造販売、減速機類の製造販売を手がける企業。

立川ブラインド工業【7989】 プライム(内国株式)

室内外装関連製品の製造販売や設計施工、機械式立体駐車装置の製造販売、減速機類の製造販売を手がける企業。

事業内容

立川ブラインド工業は、室内外装関連製品や機械式立体駐車装置の製造販売を主な事業としています。これに加え、関連するサービスの提供も行っています。立川ブラインド工業は、連結子会社8社と共に事業を展開しており、各社がそれぞれの役割を担っています。

室内外装品関連事業では、立川ブラインド工業は各種ブラインドや可動式間仕切の製造・販売を行っています。部品や一部製品は立川機工株式会社や富士変速機株式会社で製造され、立川ブラインド工業が購入して販売しています。布製ブラインドの加工・組立は立川布帛工業株式会社と滋賀立川布帛工業株式会社に委託しています。

駐車場装置関連事業では、富士変速機株式会社が機械式立体駐車装置の製造・販売、保守点検を担当しています。これにより、立川ブラインド工業は駐車場関連のニーズにも対応しています。

減速機関連事業では、富士変速機株式会社が減速機類の製造・販売を行っています。これらの製品は、電動ブラインドの部品としても使用され、立川ブラインド工業が購入しています。これにより、製品の多様性を高めています。

経営方針

立川ブラインド工業は、建築物の開口部製品を中心に、室内外装関連製品や機械式立体駐車装置の製造販売を行っています。同社は、2023年度からの3年間を対象とした中期経営計画「タチカワビジョン2025~継続と進化~」を策定し、安定した収益を確保するための事業体制の構築を目指しています。

この計画では、売上高や各段階の利益を重視し、2025年までに売上高445億円、営業利益44億円、経常利益46億円、当期純利益29億円を目標としています。これにより、同社は持続可能な成長を実現し、株主や顧客の期待に応えることを目指しています。

立川ブラインド工業の成長戦略は、「ものづくりとマーケティング」、「経営基盤の強化」、「サステナビリティへの取組み」に注力することです。これにより、環境や時代のニーズに応じた進化を遂げ、社会貢献を継続していくことを基本方針としています。

具体的には、マーケティングの進化、技術革新、生産体制の強化を三位一体で推進します。特に、技術研究棟の稼働により、製品開発のスピードと質を向上させ、新技術や新素材の研究を進めています。また、成長製品の生産体制強化を図り、高品質かつ安定供給を維持します。

さらに、経営基盤の強化として、人材の確保や育成に積極的に投資し、社員のエンゲージメントを高める施策を講じています。これにより、同社は中長期的な成長を目指し、経営資源を計画的に強化しています。