三菱鉛筆【7976】 プライム(内国株式)

筆記具及び筆記具周辺商品事業ではLAMYブランドの製造販売、その他の事業では粘着テープや手工芸品を展開。

三菱鉛筆【7976】 プライム(内国株式)

筆記具及び筆記具周辺商品事業ではLAMYブランドの製造販売、その他の事業では粘着テープや手工芸品を展開。

事業内容

三菱鉛筆グループは、筆記具及び筆記具周辺商品事業とその他の事業を展開しています。筆記具事業では、技術を応用して化粧品などの関連商品の製造・販売も行っています。国内では、株式会社ユニや山形三菱鉛筆精工株式会社、ユニポリマー株式会社が主要な製造会社です。

海外の製造拠点としては、深圳新華菱文具制造有限公司やMITSUBISHI PENCIL VIETNAM CO., LTD.があります。国内販売は三菱鉛筆東京販売株式会社、三菱鉛筆関西販売株式会社、三菱鉛筆九州販売株式会社などが担当しています。海外では、uni-ball CorporationやMITSUBISHI PENCIL KOREA SALES CO.,LTD.などが販売を行っています。

また、C. Josef Lamy GmbHはLAMYブランドの筆記具を製造・販売しています。その他の事業としては、ユニ工業株式会社による粘着テープ事業や、株式会社ホビーラホビーレによる手工芸品事業があります。これらの事業を通じて、三菱鉛筆は多様な製品を提供しています。

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経営方針

三菱鉛筆は、筆記具メーカーとしての伝統を基に、2036年の創業150周年に向けた長期ビジョン「ありたい姿2036」を掲げています。このビジョンでは、「世界一の表現革新カンパニー」として、個々の創造性を引き出すことを目指しています。筆記具を通じて、すべての人が持つユニークな個性を解放し、表現の喜びを提供することを重視しています。

同社は、2025年から2027年にかけての中期経営計画「uni Advance」を策定し、筆記具事業の成長と多角化を推進しています。マーケティング機能の強化や新興国市場の拡大を通じて、高付加価値商品の提供と体験価値の創造を進めています。また、非筆記具事業の拡大を図り、異業種との共創によるイノベーション創出にも注力しています。

さらに、三菱鉛筆はステークホルダーとの連携を強化し、持続可能な事業基盤の構築を目指しています。人的資本や技術力を活かし、グローバルサプライチェーンの最適化を図ることで、生産効率の向上と環境負荷の低減を両立させています。これにより、企業価値の向上と持続的な成長を実現しようとしています。