イトーキ【7972】 プライム(内国株式)

ワークプレイス事業ではオフィス家具やテレワーク用家具、設備機器・パブリック事業では物流設備や公共施設の環境構築を提供。

イトーキ【7972】 プライム(内国株式)

ワークプレイス事業ではオフィス家具やテレワーク用家具、設備機器・パブリック事業では物流設備や公共施設の環境構築を提供。

事業内容

イトーキは、ワークプレイス事業と設備機器・パブリック事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、企業や個人が抱えるさまざまな課題に対し、総合的な提案力でサポートしています。

ワークプレイス事業では、「明日の『働く』を、デザインする。」をミッションに掲げ、オフィス家具やテレワーク用家具、学習家具などを提供しています。また、オフィス空間のデザインや移転プロジェクトのマネジメント、働き方戦略のコンサルティングサービスも行っています。

設備機器・パブリック事業では、社会インフラや公共施設に向けた製品を提供し、地域の活性化に貢献しています。具体的には、立体自動倉庫システムや薬剤自動ピッキングシステム、オフィスセキュリティシステムなどを手がけています。

また、イトーキはITシステム開発やシステム検証、パッケージソフトウェア関連の事業も展開しており、これらは「その他」の区分に分類されています。これにより、幅広いニーズに対応しています。

特集記事

経営方針

イトーキは、持続的な成長を目指し、2024年から2026年までの中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」を推進しています。この計画では、「持続的な成長力を高める」をテーマに掲げ、重点戦略「7Flags」とESG戦略を展開しています。これにより、2026年には売上高1,500億円、営業利益140億円、ROE15%の達成を目指しています。

「7Flags」戦略では、オフィスの新しい働き方に対応するための付加価値提案や、オフィス家具のIoT化を進めることで、データドリブンなサービスを開発しています。また、物流施設や研究施設の開発に注力し、事業の第2の柱として育成しています。さらに、グループ全体の生産効率を高めるためのITインフラ刷新や、人的資本の活用を進めています。

ESG戦略では、環境へのネガティブインパクトをゼロにすることを目指し、自然共生を推進しています。また、社会的には「働く」環境の実証実験を通じて、人的資本の最大化に貢献しています。ガバナンス面では、グループ全体の経営基盤を再構築し、ガバナンスの向上を図っています。これらの取り組みを通じて、イトーキは持続可能な成長を実現しようとしています。