フジコピアン【7957】 スタンダード(内国株式)

印字記録媒体および事務用消耗品関連事業ではサーマルリボンや修正テープ、プラスチック成形関連事業ではプラスチック製キャップなどを製造・販売。

フジコピアン【7957】 スタンダード(内国株式)

印字記録媒体および事務用消耗品関連事業ではサーマルリボンや修正テープ、プラスチック成形関連事業ではプラスチック製キャップなどを製造・販売。

事業内容

フジコピアンは、印字記録媒体および事務用消耗品関連事業とプラスチック成形関連事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業は、同社とその連結子会社3社によって構成されています。

印字記録媒体および事務用消耗品関連事業では、サーマルトランスファーメディアやインパクトリボン、テープ類、機能性フィルム、各種カーボン紙などを製造・販売しています。具体的な製品には、サーマルリボンや布リボン、修正テープ、「FIXFILM」などがあります。

プラスチック成形関連事業では、プラスチック製キャップなどの成形品を製造・販売しています。この事業は、エフシーベトナムコーポレーションが主に担当しています。これにより、フジコピアンは多様な製品ラインを提供しています。

経営方針

フジコピアンは、印字記録媒体や事務用消耗品の製造を通じて、技術力と行動力で顧客満足を追求し、国際社会に貢献することを基本理念としています。同社は新技術への挑戦を重視し、独創的なアイデアを製品化することで社会に貢献することを目指しています。

同社は、2023年から2025年までの3年間を「飛躍・成長する3年」と位置づけ、中期経営計画を策定しました。この計画では、経営者目線で考え、チャレンジする人材の育成や市場ニーズへの迅速な対応、開発力の強化を重点に置いています。これにより、持続的かつ飛躍的な成長を目指しています。

2025年度の目標として、連結売上高11,000百万円、連結営業利益1,050百万円、自己資本利益率(ROE)5.9%を掲げています。これを達成するために、新規取引先の開拓や既存取引先のシェア拡大に注力し、特に機能性フィルムを「第三の柱」として売上拡大を図る方針です。

フジコピアンは、長期ビジョンの見直しを行い、「コンバーティング技術」と「コア技術」を掛け合わせた新たな価値創造を目指しています。これにより、社員同士や顧客との連携を強化し、より良い未来を築くことを目指しています。

同社は、サステナビリティにも注力し、CO2排出量の削減やカーボンニュートラルの推進を行っています。また、人的資本への投資やダイバーシティの推進、知的財産への投資を通じて、持続可能な成長を目指しています。これらの取り組みを通じて、フジコピアンは市場での競争力を高め、収益の拡大を図っています。