光陽社【7946】 スタンダード(内国株式)

デジタル画像処理技術を駆使したオフセット印刷用写真版、ディスプレイ、映像・マルチメディアコンテンツ制作、カラーマネジメントによる絵本の印刷・製本・配送、企業向け印刷物と消耗品の販売。

光陽社【7946】 スタンダード(内国株式)

デジタル画像処理技術を駆使したオフセット印刷用写真版、ディスプレイ、映像・マルチメディアコンテンツ制作、カラーマネジメントによる絵本の印刷・製本・配送、企業向け印刷物と消耗品の販売。

事業内容

光陽社及びその連結子会社2社は、印刷関連事業を中心に展開しています。同社グループは、印刷関連事業を単一の事業セグメントとしており、具体的には製品制作部門、印刷部門、商品部門の3つの主要な事業部門に分かれています。

製品制作部門では、デジタル技術に対応した画像処理技術を核に、オフセット印刷用写真版やディスプレイ、映像・マルチメディアコンテンツの制作を手がけています。この部門は、光陽社と株式会社ノコムが担当しています。

印刷部門では、企画からデザイン、DTP製作に至るまでのトータルフローを構築し、カラーマネジメントを核とした印刷、加工、アッセンブリ、納品までのワンストップサービスを提供しています。また、絵本の印刷、製本、配送も行っており、この部門は光陽社、株式会社ニコモ、株式会社ノコムが担当しています。

商品部門では、ビジネスフォームや伝票、封筒、帳簿などの企業向け印刷物及び印刷に関連する消耗品の販売を行っています。この部門も光陽社と株式会社ノコムが担っています。

これらの事業部門を通じて、光陽社グループは印刷関連の幅広いニーズに対応し、デジタル技術を駆使した高品質なサービスを提供しています。

経営方針

光陽社は、印刷関連事業を核として、経営理念に「お客様に喜ばれる“良いものづくり”を通じて、社会の進歩発展に貢献する」と掲げています。同社グループは、誠実、創意、確実を行動指針とし、新規顧客の開拓と既存顧客の深耕に注力しています。特に、環境配慮型印刷の刷新や自社内一貫生産体制を活かした提案営業、プリントマネジメント営業、高品質印刷技術の提案などを推進しています。

また、生産方法や設備、材料の見直しによる脱炭素化の強化、品質・生産性の向上、ムダの削減、自動化の推進などによるコストダウンを図り、構造的な収益性の向上を目指しています。2023年4月には、サステナビリティ事業を開始し、徐々に販路を拡大していく計画です。

中期経営計画(2022年度~2024年度)では、売上高、営業利益、経常利益の増加を目指しており、2025年3月期には売上高4,600百万円、営業利益160百万円、経常利益180百万円を目標としています。これらの目標達成に向けて、新規顧客の開拓、既存顧客の深耕、生産技術及び生産効率の向上など、多角的な戦略を展開しています。

光陽社グループは、商業印刷業界の厳しい経営環境の中で、SDGsや脱炭素化など、持続可能な社会を実現させるための動きに対応し、環境貢献や社会貢献に繋がる製品の提供を通じて、業績の回復と成長を目指しています。