リーガルコーポレーション【7938】 スタンダード(内国株式)

靴の製造、販売、小売、卸売、修理、調達、不動産賃貸、研究開発、障害者雇用サポートを手がける。

リーガルコーポレーション【7938】 スタンダード(内国株式)

靴の製造、販売、小売、卸売、修理、調達、不動産賃貸、研究開発、障害者雇用サポートを手がける。

事業内容

リーガルコーポレーションとそのグループ企業は、靴の製造および販売を主要な事業としています。このグループは、リーガルコーポレーション自体と連結子会社15社、関連会社1社で構成されています。事業セグメントは主に「靴小売事業」と「靴卸売事業」に分けられ、さらに「その他」の事業も展開しています。

靴小売事業では、直営店を通じて靴関連商品の小売販売を行っており、リーガルリテールや東北リーガルシューズ、上海麗格鞋業有限公司などがこのセグメントに含まれます。一方、靴卸売事業は、専門店や百貨店への靴関連商品の卸売販売を主に行っており、リーガル販売がこのセグメントに該当します。

加えて、靴小売事業・靴卸売事業に関連する生産、修理、調達なども行っており、チヨダシューズ、岩手製靴、岩手シューズ、田山製甲所、加茂製靴、ニッカエンタープライズ、蘇州麗格皮革制品有限公司、香港麗格靴業有限公司などが関連会社として挙げられます。

その他の事業としては、不動産賃貸、靴の調査・研究開発、障害者雇用サポートなどを行っており、日本靴科学研究所やリーガルビジネスサポートがこれに該当します。これらの事業を通じて、リーガルコーポレーショングループは靴業界における多角的なビジネスを展開しています。

経営方針

リーガルコーポレーションは、靴を通じて美と健康を提供することをミッションに掲げ、顧客創造企業を目指しています。同社は、品質重視の製品作りとサービス提供により、顧客の安全と満足を追求。また、コンプライアンスの徹底と人材育成に努め、社会からの信頼獲得を目指しています。

成長戦略として、リーガルコーポレーションはブランド価値の向上に注力。特に「リーガル」ブランドの信頼性と認知度向上を図り、付加価値の高い商品開発に励んでいます。デジタルデータの活用によるビジネスモデルの構築も重要視しており、顧客ニーズに迅速に対応する体制を整えています。

さらに、在庫効率の改善と物流プロセスの効率化を通じて収益性の向上を目指しています。国内自社生産の強みを活かし、短納期少量生産を実現することで、顧客のニーズに的確に応えています。

サステナビリティの推進と人的資本経営にも力を入れており、持続可能なサプライチェーンの基盤強化や環境配慮型商品の開発に取り組んでいます。また、多様な人材の育成と必要な人材の確保に努め、中長期的な経営戦略の実現を目指しています。

経営指標としては、売上高対営業利益率5%、投下資本利益率5%を中期的な目標に設定。これらの戦略を通じて、リーガルコーポレーションは持続的な成長と安定的な収益基盤の実現を目指しています。