三光合成【7888】 プライム(内国株式)

プラスチック成形品(情報・通信機器用部品、自動車用部品、家電用部品等)とプラスチック成形用金型の製造販売を展開。

三光合成【7888】 プライム(内国株式)

プラスチック成形品(情報・通信機器用部品、自動車用部品、家電用部品等)とプラスチック成形用金型の製造販売を展開。

事業内容

三光合成は、プラスチック成形品の製造販売とプラスチック成形用金型の製造販売を主要な事業として展開しています。同社グループは、三光合成を含む子会社22社で構成され、情報・通信機器用部品、自動車用部品、家電用部品などのプラスチック成形品を手がけています。

事業は地域別に分けられ、日本ではエスバンス株式会社や三光合成九州株式会社を含む成形品事業と金型事業が展開されています。欧州では、SANKO GOSEI UK LTD.やSET EUROPE LTD.などが車両部門と家電その他部門、金型事業を担当しています。

アジアでは、SANKO GOSEI TECHNOLOGY(SINGAPORE)PTE.LTD.やSANKO GOSEI(THAILAND)LTD.など多数の会社が情報・通信機器部門、車両部門、家電その他部門、金型事業を手掛けており、中国やインドネシア、フィリピン、インドなど幅広い地域で事業を展開しています。

北米では、SANKO GOSEI MEXICO,S.A.DE C.V.やSANKO GOSEI TECHNOLOGIES USA,INC.が車両部門と金型事業を担っています。これらの事業を通じて、三光合成グループはグローバルに多岐にわたるプラスチック成形品の需要に応えています。

経営方針

三光合成は、プラスチック成形品の製造販売とプラスチック成形用金型の製造販売を核とする事業を展開しており、その成長戦略は「安全・安定」「イノベーション」「ゴーイングパブリック」の三つの経営ビジョンに基づいています。同社は、これらのビジョンを実現するために、プラスチックエンジニアリングカンパニーとして新たな時代に挑戦し、世界市場に向けて生産体制をグローバルに拡大しています。欧州、アジア、北米において生産・販売拠点を展開し、時代の一歩先を見つめた経営姿勢で社会に貢献し、世界に認められる企業を目指しています。

中期的な経営指標としては、売上高営業利益率8%以上と自己資本当期純利益率(ROE)の向上を掲げています。中長期的な経営戦略としては、製品設計から省力化機器の製作まで一貫した生産体制の構築、世界最適地生産条件の実現、開発リードタイムの短縮、モジュール化による価格と機能性の競争力強化を目指しています。

具体的な施策としては、高付加価値製品の受注拡大、製品開発時間の短縮、製造経費の削減、グローバルな成長戦略の推進、各製造拠点の生産技術力の向上、金型の製造販売子会社を軸とした高品質な金型のグローバルな拡販、資本業務提携による新商品の開発、東欧チェコ共和国に設立した拠点の早期黒字化などが挙げられます。これらの施策を通じて、三光合成はより付加価値の高い製品や金型の受注活動を積極的に行い、安定した収益構造の確保と経営体質の強化を図っています。