岩塚製菓【2221】 スタンダード(内国株式)

米菓製造・販売、農産物・農産加工品販売、かりんとう製造・販売、食料品輸入販売、米菓輸出販売(営業休止中)。

岩塚製菓【2221】 スタンダード(内国株式)

米菓製造・販売、農産物・農産加工品販売、かりんとう製造・販売、食料品輸入販売、米菓輸出販売(営業休止中)。

事業内容

岩塚製菓株式会社とそのグループ企業は、主に米菓の製造・販売を行っている企業群です。岩塚製菓自体が米菓の製造・販売を主軸に事業を展開しており、その製品は子会社を通じて販売されています。具体的には、株式会社瑞花、株式会社新潟味のれん本舗、そして里山元気ファーム株式会社が岩塚製菓から製品を仕入れ、販売を行っています。また、里山元気ファーム株式会社は農産物や農産加工品の販売も手がけており、株式会社田辺菓子舗はかりんとうの製造・販売を担当しています。

さらに、岩塚製菓グループには、旺旺・ジャパン株式会社という持分法適用関連会社があり、この企業は食料品の輸入販売を主な事業としています。また、海外展開として、IWATSUKA USA Inc.が米菓の輸出販売を行っていましたが、コロナ禍の影響で現在は営業を休止しています。

このように、岩塚製菓グループは米菓を中心に、かりんとうや農産物・農産加工品の販売、さらには食料品の輸入販売といった幅広い事業を展開しており、国内外で多様なニーズに応える製品とサービスを提供しています。

経営方針

岩塚製菓株式会社は、そのグループ企業と共に、米菓の製造・販売を中心に事業を展開しています。同社は、「お米のおいしさ創造企業」としての地位を確立し、顧客に最高のおいしさを提供することを目指しています。2022年4月からは3年間の中期経営計画「新しい岩塚価値の創造」を実施中で、この計画の下で構造改革を進め、経営基盤の強化に努めています。

成長戦略として、既存主力ブランドの収益性強化、新機軸商品の強化、岩塚ブランドの再定義、グループシナジーの発揮に重点を置いています。これには、製販集約による収益性の向上、新商品開発力の強化、広報PR活動によるブランド認知の向上、生産性の向上を図る新長岡工場の活用などが含まれます。

また、構造改革においては、生産性の追求、安全安心体制の整備強化、デジタル変革(DX)の推進を進めています。これにより、製造原価の低減や業務・管理の効率化を実現し、利益の適切な確保を目指しています。

持続可能な経営を目指し、経営基盤の強化にも注力しています。これには、経営人財の育成、マネジメント体制の再構築、ESG取り組みの強化が含まれます。特に、SDGsへの貢献を目指し、サステナビリティ委員会を通じた環境や人的資本の課題解決に取り組んでいます。

岩塚製菓は、これらの戦略を通じて、企業価値の向上と社会への貢献を目指しています。