事業内容
粧美堂は、化粧品、化粧雑貨、服飾雑貨、キャラクター雑貨、コンタクトレンズ関連商品を幅広く取り扱っています。これらの商品を小売業者、卸売業者、一般消費者に販売することを主な業務としています。また、子会社のSHO-BI Labo株式会社ではコンタクトレンズの受託製造を行い、ビューティードア株式会社では化粧品および医薬部外品の受託製造を手掛けています。
粧美堂は70年以上にわたり美に寄り添い続け、「美のプロフェッショナル」としての実績を重ねてきました。問屋発祥のファブレスメーカーとして、マーケティングから企画、デザイン、開発、販売までを一貫して行うスピード感と、幅広い取引形態に対応可能な柔軟性を持っています。自社企画商品やOEM商品など、顧客の要望に応じた提案が可能です。
美容やファッションに敏感な層に向けて、SNSを通じた情報発信や新商品への興味が高まる中、粧美堂の商品は注目を集めています。トレンドを捉えた商品開発やマーケティング戦略の強化に努め、ブランド価値の向上を図っています。今後も顧客に寄り添い、ユーザーの美しさを引き出す商品を提供していく方針です。
粧美堂の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載はありません。キャラクター雑貨については、ウォルト・ディズニー・ジャパンやサンリオなどの版権元から商品化許諾を受け、他社製品との差別化を図っています。自社企画商品の付加価値を高めるため、キャラクター雑貨の商品化を行っています。
経営方針
粧美堂は、情報活用と機動力を重視し、生産性向上を目指す経営方針を掲げています。同社は「選択と集中」を営業方針とし、小さな市場で大きなシェアを獲得することを目指しています。また、消費者と直接つながることを重視し、顧客との関係を強化しています。
中期経営計画では、粧美堂は「笑顔を、咲かせよう。」という企業理念のもと、特定分野を深掘りし、情報力と商品力を強化することを目指しています。企画から商品化、OEM受託まで一貫して対応できる企業としての地位を確立し、持続的な成長を図っています。
同社は、ブランド化の推進とOEMビジネスの強化を重点領域としています。高品質・高機能な商品を適正価格で提供し、消費者に信頼されるブランドとしての地位を確立することを目指しています。また、OEMビジネスでは、専門チームを配置し、顧客ニーズに応じた商品企画を行っています。
ECビジネスの強化も重要な戦略の一つです。SNSを活用したマーケティングを強化し、ECビジネスの比率を30%まで引き上げることを目指しています。若年層の女性を主なターゲットとし、オンラインでの販売チャネルを拡大しています。
さらに、新しい商材の開発にも注力しています。中高年層や男性を対象にした商品を研究・開発し、新たなビジネスチャンスを追求しています。これにより、幅広い顧客層に対応し、事業の多角化を図っています。