シチズン時計【7762】 プライム(内国株式)

時計、工作機械、デバイス、電子機器他事業を展開し、ウオッチ、ムーブメント、CNC自動旋盤、自動車部品、水晶デバイス、プリンター、健康機器などを生産、販売。

シチズン時計【7762】 プライム(内国株式)

時計、工作機械、デバイス、電子機器他事業を展開し、ウオッチ、ムーブメント、CNC自動旋盤、自動車部品、水晶デバイス、プリンター、健康機器などを生産、販売。

事業内容

シチズン時計株式会社とそのグループ企業は、時計事業、工作機械事業、デバイス事業、および電子機器他事業の4つの主要なセグメントで事業を展開しています。時計事業では、シチズンブランドの腕時計やムーブメントなどを製造・販売しており、シチズン時計株式会社やシチズン時計マニュファクチャリング株式会社などが主な生産拠点です。販売は、シチズン時計株式会社やシチズンリテイルプラニング株式会社などが担当しています。

工作機械事業では、CNC自動旋盤などの精密工作機械を製造・販売しており、シチズンマシナリー株式会社が中心となっています。このセグメントでは、国内外の複数の拠点で生産が行われ、シチズンマシナリー株式会社やシチズン・マシナリー・ヨーロッパGmbHなどが販売を手掛けています。

デバイス事業は、自動車部品や水晶デバイス、小型モーター、LEDなどの製造・販売を行っており、シチズンファインデバイス株式会社やシチズン電子株式会社が主要な生産会社です。販売は、シチズンファインデバイス株式会社やシチズン電子株式会社が中心となっています。

電子機器他事業では、プリンターや健康機器などの製造・販売を行っており、シチズン・システムズ株式会社がこのセグメントの主要な生産会社です。販売は、シチズン・システムズ株式会社やシチズン・システムズ・アメリカ・コーポレーションなどが担当しています。

これらの事業を通じて、シチズン時計株式会社グループは、国内外で幅広い製品とサービスを提供しています。

経営方針

シチズン時計株式会社は、2030年を見据えた長期ビジョンのもと、サステナブル社会やデジタル社会への対応を目指し、成長戦略を推進しています。同社は、「市民に愛され市民に貢献する」という企業理念を基盤に、気候変動への対応、質の高い生活への貢献、産業分野でのソリューション提供、働きがいの向上と人財育成、社会的責任の遂行という5つのマテリアリティを設定しました。

中期経営計画2024では、2022年度から2024年度までの3年間で、新たな価値創造に挑戦し、世の中に安心と信頼、そして感動を届けることを目指しています。この計画の下、時計事業と工作機械事業をグループ成長のコア事業と位置付け、経営資源を戦略的に投資してさらなる成長を目指します。デバイス事業や電子機器他事業では、安定成長を目指しつつ、事業や製品の選択と集中を進め、新事業領域の探索も進めています。

具体的な事業戦略として、時計事業ではグローバル市場でのブランドイメージの明確化やカスタマーエクスペリエンスの向上を通じて、グローバルブランド戦略やプレミアムブランド及び機械式時計戦略、ユーザー接点の強化とデータ活用に取り組んでいます。工作機械事業では、世界最先端の生産革新ソリューションの創造や新・モノづくり企業としてのポジション確立を目指しています。

DX戦略の推進や人財の育成にも注力しており、「ユーザー視点での価値の創出・向上を継続的に行える企業グループへ」というDXビジョンのもと、業務プロセスの変革、製品・サービスの変革、企業風土の変革に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、シチズン時計は持続可能な成長を目指しています。