ノーリツ鋼機【7744】 プライム(内国株式)

ペン先部材やコスメ部材の研究開発を行うものづくり(部品・材料)事業と、音響機器の設計・販売を行うものづくり(音響機器関連)事業。

ノーリツ鋼機【7744】 プライム(内国株式)

ペン先部材やコスメ部材の研究開発を行うものづくり(部品・材料)事業と、音響機器の設計・販売を行うものづくり(音響機器関連)事業。

事業内容

ノーリツ鋼機は、「お客様に信頼され支持される商品とサービスの提供」を企業理念とし、社会と人々に豊かさをもたらすことをミッションとしています。同社は、No.1/Only1を創造し続ける事業グループを目指し、事業活動を展開しています。

ノーリツ鋼機は、主に「ものづくり(部品・材料)」と「ものづくり(音響機器関連)」の2つの事業セグメントを持っています。以前は予防医療事業も行っていましたが、プリメディカ株式を譲渡し、現在は非継続事業として分類されています。

「ものづくり(部品・材料)」セグメントでは、ペン先部材、コスメ部材、金属部材などの研究開発、生産、販売を行っています。主要な関係会社には、テイボー株式会社や株式会社soliton corporationがあります。

「ものづくり(音響機器関連)」セグメントでは、音響機器の研究開発、設計、販売、サービスの提供を行っています。主要な関係会社には、AlphaTheta株式会社やPEAG, LLC dba JLabなどが含まれています。これらの会社は、グローバルに展開し、音響機器市場での競争力を高めています。

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経営方針

ノーリツ鋼機は、変化する時代に対応し、社会の基盤となる事業を創造することを目指しています。企業理念として「社会と人々に豊かさを」を掲げ、No.1/Only1を創造し続ける事業グループをビジョンとしています。時代のニーズを捉え、一歩先を考えることを行動指針とし、生活を豊かにする商品やサービスの追求を重視しています。

同社は「ものづくり(部品・材料)」と「ものづくり(音響機器関連)」をコア事業とし、収益力を高めるための適切な投資を行っています。中長期的な企業価値の向上を目指し、コア事業のシェアと収益力の向上、デジタル技術の活用、リスクコントロールを基本戦略としています。特に、素材開発技術を活かした新分野への展開を進めています。

中期経営計画FY25では、既存事業の成長を中心に掲げた目標を1年前倒しで達成しました。次期中期経営計画FY30では、CAGR10%以上を目標に、オーガニック成長の極大化やサプライチェーンの強化、M&Aによる成長を目指しています。財務方針としては、ROE10%以上を目標に掲げ、新領域へのM&Aや株主還元の強化を進めています。

ノーリツ鋼機は、ポートフォリオ経営を実施しており、事業セグメントごとに異なる経営環境に対応しています。地政学リスクや外部環境の変化を考慮しつつ、必要な投資を行い、事業EBITDAマージンの改善を図っています。特に、音響機器関連分野では、グローバル市場での競争力を高めるための取り組みを進めています。