タムロン【7740】 プライム(内国株式)

写真関連事業ではミラーレスカメラ用交換レンズ、一眼レフカメラ用交換レンズを提供し、監視&FA関連事業では監視カメラ用レンズやFA/マシンビジョン用レンズを展開する。

タムロン【7740】 プライム(内国株式)

写真関連事業ではミラーレスカメラ用交換レンズ、一眼レフカメラ用交換レンズを提供し、監視&FA関連事業では監視カメラ用レンズやFA/マシンビジョン用レンズを展開する。

事業内容

タムロンは、写真関連、監視&FA関連、モビリティ&ヘルスケアの3つの主要な事業セグメントを持っています。これらのセグメントを通じて、同社は多様な製品とサービスを提供しています。

写真関連事業では、タムロンはミラーレスカメラ用交換レンズや一眼レフカメラ用交換レンズを製造・販売しています。この分野では、タムロンUSAやタムロンEuropeなどの関連会社が重要な役割を果たしています。

監視&FA関連事業では、監視カメラ用レンズやFA/マシンビジョン用レンズ、TV会議用レンズ、カメラモジュールなどを提供しています。これらの製品は、タムロンのグローバルなネットワークを通じて展開されています。

モビリティ&ヘルスケア、その他事業では、車載カメラ用レンズやビデオカメラ用レンズ、ドローン用レンズ、医療用レンズなどを手がけています。これにより、タムロンは多様な市場ニーズに応えています。

経営方針

タムロンは、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、「光を究め、感動と安心を創造し、心豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念を掲げています。2024年から2026年にかけての中期経営計画「Value Creation 26」を進化させた「Value Creation 26 ver2.0」を推進し、さらなる飛躍を目指しています。

同社は、売上高950億円、営業利益205億円(営業利益率21.6%)、EBITDA率24%以上、ROE16%以上、総還元性向60%程度を目標としています。これにより、経済価値だけでなく社会価値・非財務価値も高め、企業価値の最大化を図ります。

タムロンは、事業戦略、財務戦略、ESG/サステナビリティ戦略の3つを基本戦略とし、持続可能な事業基盤を構築します。事業ポートフォリオの最適化や新規事業の育成を進め、効率的かつ安定した経営を目指します。

また、同社は既存事業のグローバル展開を加速し、マーケティング力や商品企画力を強化します。新興国市場の需要を取り込み、収益性の向上を図ることで、事業基盤を強化します。

技術戦略としては、「“撮る”から“測る”へ」を推進し、光学技術を中心に新たな技術領域での研究開発を進めます。DX推進会議を通じてITを活用した業務改革を進め、生産性向上を図ります。

タムロンは、写真関連事業で高収益体質を向上させ、監視&FA関連事業で成長事業への再転換を図ります。モビリティ&ヘルスケア事業では、車載事業や医療事業の成長を目指し、新規事業の創出を加速します。