ブイ・テクノロジー【7717】 プライム(内国株式)

液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイの製造装置、検査装置の開発・販売、半導体・フォトマスク装置事業、OLED照明、農業事業を展開。

ブイ・テクノロジー【7717】 プライム(内国株式)

液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイの製造装置、検査装置の開発・販売、半導体・フォトマスク装置事業、OLED照明、農業事業を展開。

事業内容

ブイ・テクノロジーは、子会社22社および関連会社4社を含むグループ企業として、主に液晶ディスプレイ(LCD)と有機ELディスプレイ(OLED)の製造に関連するFDP装置事業、さらに半導体およびフォトマスク装置事業を展開しています。FDP装置事業では、FDP製造工程に必要な製造装置や検査装置の開発、設計、製造、販売、関連サービスを提供しており、特にOLED用蒸着マスクなどの部材の提供にも力を入れています。

一方、半導体・フォトマスク装置事業では、半導体製造工程における製造装置や検査装置、フォトマスク用装置などの開発から販売、さらには関連サービスの提供までを手掛けています。これにより、半導体産業の基盤技術支援にも寄与しています。

加えて、同社はOLED照明や農業事業など、その他事業も展開しており、多角的な技術力と事業領域を持つ企業としての地位を確立しています。これらの事業を通じて、ブイ・テクノロジーはディスプレイや半導体産業の発展に貢献し、新たな市場ニーズに応える製品やサービスの提供を目指しています。

経営方針

ブイ・テクノロジーは、独自の強みを活かし、規模の拡大と収益の安定化を目指すと共に、世界有数の製造ソリューションプロバイダーへの成長を目指しています。同社は、社会の情報化を支える半導体やディスプレイなどの電子デバイス製造に必要な高付加価値製品やサービスの提供に注力しています。技術進化に先駆けた研究開発を通じて新製品を市場に投入し、事業の多角化と経営基盤の強化を図っています。また、M&Aを活用して事業の早期立ち上げと現有事業とのシナジー創出を目指し、グループ全体での事業拡大を進めています。

同社は、電子機器の市況変化に伴う装置需要の急変に機動的に対応できる生産体制の整備にも取り組み、持続的かつ安定的な成長を目指しています。さらに、成長性や安定性が期待できる分野での事業立ち上げにも積極的に挑戦しています。

具体的な取り組みとして、次世代製造装置の開発、半導体分野での子会社化を通じた技術力の強化、農業分野への進出、脱炭素技術分野での投資、研究開発拠点の新設などが挙げられます。これらの取り組みを通じて、ブイ・テクノロジーは電子デバイス製造分野を中心に、多方面での事業展開を進め、グループの安定成長を目指しています。事業ポートフォリオの適時・適切な見直しを行い、中長期的な成長戦略を推進している点が特徴です。