JMS【7702】 スタンダード(内国株式)

医療機器・医薬品の製造・販売を中心に、保守やその他サービスを提供。国内外で展開し、シンガポール、中国、フィリピン、ドイツ等で活動。

JMS【7702】 スタンダード(内国株式)

医療機器・医薬品の製造・販売を中心に、保守やその他サービスを提供。国内外で展開し、シンガポール、中国、フィリピン、ドイツ等で活動。

事業内容

ジェイ・エム・エス株式会社(JMS)とそのグループ企業は、医療機器および医薬品の製造と販売を主軸に事業を展開しています。このグループは、本社と9つの子会社、さらに1つの関連会社から成り立っており、医療機器・医薬品関連事業に加え、保守やその他のサービスを提供しています。

事業の地理的展開は広範にわたり、国内ではジェイ・エム・エス株式会社と持分法適用関連会社である株式会社ジェイ・オー・ファーマが中心となっています。海外では、アジア、ヨーロッパ、アメリカにおいて複数の現地法人が活動しています。具体的には、シンガポールにジェイ・エム・エス・シンガポールPTE.LTD.、中国に大連ジェイ・エム・エス医療器具有限公司、フィリピンにジェイ・エム・エス・ヘルスケア・フィリピン,INC.、ドイツにバイオニック・メディツィンテクニックGmbH、さらにアメリカ、韓国、タイにも現地法人を構えています。

これらの事業体は、それぞれの地域において医療機器や医薬品の製造・販売を担当し、グローバルなネットワークを形成しています。また、国内の子会社がその他の事業を担っており、ジェイ・エム・エスグループの事業範囲は医療機器・医薬品の提供に留まらず、多岐にわたるサービスを提供していることがわかります。

経営方針

ジェイ・エム・エス株式会社(JMS)は、医療機器および医薬品の製造と販売を核とする事業を展開しており、その成長戦略は、長期ビジョンに基づいて構築されています。同社は、2030年に向けて「未来の医療を先取りした新たな価値の創造を実現し、世界の人々の健康とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の一層の向上を支える企業になる」ことを目指しています。このビジョンの実現に向けて、同社は収益構造の改革、グローバリゼーションの推進という二つの基本方針を掲げています。

収益構造の改革では、投下資本効率を踏まえたグループ収益構造の抜本的見直しを行い、国内外の市場環境に適応した事業戦略を遂行することで、安定的な利益創出を目指しています。グローバリゼーションの推進においては、拡大する海外需要の取り込みに向けて経営資源の重点配分と体制の強化を図り、グローバル展開を加速させる方針です。

具体的な取り組みとしては、事業ポートフォリオマネジメントの強化、構造改革による経営基盤の強靭化、グローバルな事業収益の拡大、ESG経営の推進を挙げています。これらの取り組みを通じて、同社は成長性、収益性、効率性、安定性を兼ね備えた中長期的な業容の拡大を目指しており、売上高、営業利益、ROIC(投下資本利益率)を重要な経営指標として設定しています。

ジェイ・エム・エス株式会社は、国内外の市場環境の変化に適応し、社会の様々な要請に応えることで中長期的に企業価値を高め、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。