事業内容
オーエムツーネットワークとそのグループ企業は、食肉および食肉加工品の小売業を主軸に事業を展開しています。このグループは、オーエムツーミートやマルチョウ神戸屋などの子会社を含む7社(子会社4社、関連会社2社、親会社1社)で構成されており、エスフーズ株式会社を親会社としています。エスフーズ株式会社とは営業上の取引があります。
オーエムツーネットワークグループは、一般消費者に向けて食肉や食肉加工品を加工・販売する小売業を主たる事業としています。また、外食業も手掛けており、焼肉やしゃぶしゃぶ店の運営を行う㈱焼肉の牛太、ステーキレストランを運営する㈱オーエムツーダイニングなどがあります。
さらに、関連会社として、オーエムツーネットワークグループおよび他の食肉小売・卸売業者に食肉加工品を製造・販売する㈱フードリエ、小売業におけるレジ等の店舗運営業務を行う㈱エスオーがあります。
これらの事業を通じて、オーエムツーネットワークグループは食肉関連の多角的なビジネスを展開しており、消費者の食生活に幅広く貢献しています。
経営方針
オーエムツーネットワークは、食肉小売及び外食事業を中心に展開する企業グループです。同社は「活力ある個人を創造し食文化の向上に貢献する」という社会的使命を掲げ、お客様第一主義を基本方針としています。経営指標としては、売上高経常利益率を安定的に5%以上実現することを目標にしています。
中長期的な経営戦略として、同社は食肉小売店をテナントとして展開し、日本一の食肉小売店グループを目指しています。また、外食事業も強化すべき領域と位置付け、アウトバックステーキハウスや焼肉・しゃぶしゃぶ店の運営を通じて、食肉関連ビジネスの拡大を図っています。さらに、食肉関連ビジネスに相乗効果が期待できる事業への進出も積極的に行っています。
優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題として、同社は売上の維持・向上、食の安心・安全への取り組み、川上との連携、ローコストオペレーションの追求、新たなる店舗展開への挑戦などに取り組んでいます。これらの施策を通じて、質的に他社と差別化された商品・サービスを提供し、お客様からの支持を得ることを目指しています。
また、働き方改革や人材の育成、IT技術の活用なども重視しており、これらを通じて店舗運営の効率化や収益性の向上を図っています。オーエムツーネットワークは、これらの成長戦略を推進することで、食肉関連ビジネスのリーダーとしての地位を確立し、企業価値の向上を目指しています。