タカショー【7590】 スタンダード(内国株式)

庭園資材の製造販売を中心に、造園・エクステリア資材や照明機器、ウェブサイト制作、出版、DXによる空間デザインなど多岐にわたる事業。

タカショー【7590】 スタンダード(内国株式)

庭園資材の製造販売を中心に、造園・エクステリア資材や照明機器、ウェブサイト制作、出版、DXによる空間デザインなど多岐にわたる事業。

事業内容

タカショーは、庭園資材の製造販売を主な事業とし、関連するサービスを展開しています。日本国内では、ガーデンクリエイト株式会社が造園・エクステリア資材や天然竹木製品の製造加工を行っています。また、タカショーデジテックは照明機器の製造販売を手がけています。

トーコー資材株式会社は、造園・エクステリア資材の販売および工事を行っています。株式会社3and gardenはウェブサイトの企画・制作・運営を担当し、株式会社グリーン情報は雑誌・書籍の出版販売を行っています。さらに、株式会社GLD-LAB.はDXを活用したガーデン&エクステリアの空間デザインと販売を行っています。

海外では、VegTrug LimitedやVegTrug Europe GmbHが欧州で庭園資材の販売を行っています。中国では、複数の子会社が照明機器や庭園資材の製造販売を行っており、アメリカではVegTrug USA Inc.が庭園資材を販売しています。

その他の地域では、オーストラリアのTakasho Australasia Pty. Ltd.やインドのTakasho Garden Living India Private Limitedが庭園資材の販売を行っています。フィリピンでは、Takasho Garden Life Design Lab Phil Corp.がデザインや動画の制作販売を手がけています。

経営方針

タカショーは、「やすらぎのある空間づくり」を基本コンセプトに掲げ、庭園資材の提供を通じて安定した業績と適正な利益を追求しています。国内外で多様な販売経路を持ち、住宅メーカーやガーデンセンターなどを通じて製品を展開しています。また、新商品の開発に注力し、海外企業との技術提携を強化することで、ユーザーニーズに迅速に対応しています。

中長期的な経営戦略として、タカショーは「マスカスタマイゼーション」に基づく商品開発を進め、販売力の強化を図っています。ガーデニング市場における情報発信を目的としたWEBプラットフォーム『GARDEN STORY』を活用し、プラットフォームビジネスの強化を目指しています。また、デザインや品質、省エネをテーマにした商品開発を推進し、高付加価値型商品の開発を進めています。

IT戦略では、インターネットを活用した受発注システムの開発により、迅速かつ的確な対応を可能にし、社内業務の生産性向上を目指しています。さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、顧客サービスの向上を図っています。公開企業として、適切な情報開示を行い、資金調達や人材確保を通じて強固な経営基盤を確立することを目指しています。

タカショーは、環境に配慮した商品開発を進めるとともに、経営の効率化やサービスの付加価値向上を図っています。物流体制の強化や優秀な人材の確保にも注力し、グローバル市場への展開を推進しています。特に、米国の通商政策の変動に対するリスク管理を行い、海外事業の収益性を確保するための対応策を講じています。