ハピネット【7552】 プライム(内国株式)

玩具、トレーディングカード、映像・音楽ソフトの販売・企画・製作、ビデオゲームハード・ソフトの販売・企画・制作、アミューズメント施設用商品の販売。

ハピネット【7552】 プライム(内国株式)

玩具、トレーディングカード、映像・音楽ソフトの販売・企画・製作、ビデオゲームハード・ソフトの販売・企画・制作、アミューズメント施設用商品の販売。

事業内容

ハピネットは、玩具、映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント商品の販売と企画・製作を主軸に事業を展開している企業です。同社グループは、ハピネット本体と子会社7社、関連会社1社、および株式会社バンダイナムコホールディングスを含む関係会社で構成されています。

玩具事業では、玩具やトレーディングカード、雑貨類を量販店や専門店、コンビニエンスストア、eコマース、二次問屋などに販売しています。このセグメントには、ハピネット・マーケティングやハピネット・ホビーマーケティングなどの子会社が関与しています。

映像音楽事業では、映像・音楽ソフトの販売のほか、映像作品の企画・製作・配給・宣伝や音楽コンテンツの企画・制作を手がけています。この分野では、ハピネット・メディアマーケティングやハピネットファントム・スタジオが主要な役割を果たしています。

ビデオゲーム事業においては、ビデオゲームハードやソフトを販売するとともに、ビデオゲームソフトの企画・制作も行っています。このセグメントには、マックスゲームズやハピネット・ロジスティクスサービスが含まれます。

アミューズメント事業では、玩具自動販売機の設置・運営やアミューズメント施設用商品の販売を展開しており、ハピネット・ベンディングサービスがこの分野で活動しています。

さらに、関連会社の株式会社ブロッコリーは、アニメ・ゲーム・音楽・映像・カードゲームの企画・制作及びキャラクター商品の企画・製作・販売を行っており、ハピネットグループのコンテンツ制作能力を強化しています。また、株式会社バンダイ及び株式会社BANDAI SPIRITSは、玩具の企画・製造・販売を手がける主要仕入先であり、グループ全体の製品供給に重要な役割を担っています。

経営方針

ハピネットは、エンタテインメント業界において多角的な事業を展開している企業です。同社は、「ハピネス・ネットワーキング」をグループビジョンとし、人々に感動を提供することを目指しています。このビジョンの下、ハピネットは、玩具、映像・音楽、ビデオゲーム、アミューズメント商品の販売及び企画・製作に注力しています。

同社は、2022年4月からスタートした第9次中期経営計画を通じて、「エンタテインメントとプラットフォームのデュアルエンジンで挑む創造的成長」をテーマに掲げています。この計画では、エンタテインメント事業とプラットフォーム事業を二つのコアエンジンと位置づけ、創造的な成長を目指しています。具体的には、全事業での川上・川下領域施策の展開、新規事業への積極的な投資と海外展開、そしてサステナブルな経営体制構築に向けた取り組みを基本戦略として推進しています。

ハピネットは、消費者視点の体験的価値に着目し、サービスの創造とクリエイティブ機能の強化を進めています。また、新規事業への投資と海外市場への挑戦を通じて、持続的な成長を目指しています。さらに、サステナブルな経営体制の構築にも注力し、事業・人材ポートフォーリオの管理体制を強化しています。

これらの戦略を背景に、ハピネットは、企業価値の向上とさらなる成長を目指しています。経営指標としては、事業規模の拡大とともに収益性・効率性の向上に取り組んでおり、経常利益とROE(自己資本利益率)の向上を重要な目標として掲げています。